太刀魚がルアーに強烈なアタックを繰り返すのはなぜか?
光や動きに反応する習性や捕食本能をもとに、釣果アップにつながる攻略法を釣り人向けに解説します。
はじめに
夜釣りで人気ターゲットとなる太刀魚(タチウオ)。
ジグやワインド系ルアーに対して「ガツン!」と激しいアタックを仕掛けてくる姿は、多くの釣り人を魅了します。
しかし、「なぜルアーにあれほど強烈に食いつくのか?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は太刀魚の習性を踏まえて、その理由を釣り人目線で解説します。
太刀魚がルアーに反応する理由
① 光に敏感に反応する性質
太刀魚は夜行性のフィッシュイーターで、光るものに本能的に反応します。
イワシやサヨリなど本来のエサも銀色に輝く体を持つため、ルアーのフラッシング効果に強烈に惹かれるのです。
メタルジグやワインド用ルアーが有効なのはこのためです。
② 細長いシルエットへの攻撃本能
太刀魚は細長い魚を好んで捕食します。
ルアーが「ヒラヒラと落ちる」「左右にダートする」動きをすると、
小魚の逃げ惑う姿に見えるため、条件反射的に噛みつきます。
③ 攻撃性の強さ
太刀魚は非常に気性が荒い魚です。
実際に共食いも観察されるほど攻撃性が高く、「食べられるサイズかどうか」よりも「動くものを襲う」傾向があります。
そのため、ルアーが自分の口に収まらないサイズでも噛みついてくることがあります。
④ 捕食よりも「威嚇行動」の場合もある
釣り人がよく経験する「ルアーがボロボロになるが、フッキングしない」という状況。
これは「食べるため」ではなく、「邪魔なものを排除しよう」とする威嚇攻撃である場合も考えられます。
釣り人が活かすべきポイント
1. ルアーは「光」と「動き」を意識
・シルバーやホロ系カラーでフラッシングを強調
・夜光(グロー)塗装のルアーも効果的
・ダートアクションやただ巻きで小魚の逃げ惑う姿を演出
2. フックセッティングの工夫
太刀魚はルアーの頭部だけでなく、尻尾や横からも噛みつきます。
そのため、アシストフックやトレブルフックを複数箇所に装着することで、バラシを減らすことができます。
3. 活性の高い時間を狙う
特に夕マズメから夜にかけては、太刀魚の捕食スイッチが入ります。
この時間帯にルアーをアピールさせれば、強烈なアタックを引き出しやすいです。
まとめ
・太刀魚がルアーに強烈にアタックする理由は、
光への反応・細長いシルエットへの捕食本能・攻撃性の高さ・威嚇行動 が重なっている。
・釣り人はルアーの「光」「動き」を意識し、フックを複数装着することでヒット率を高められる。
・特に夕マズメ〜夜間が最もアタックが強烈になる時間帯。
太刀魚の攻撃本能を理解すれば、「なぜルアーに食いつくのか?」がわかり、釣果アップにもつながります。
強烈なアタックを楽しむためにも、ルアーセッティングとタイミングを工夫してみましょう。


