和歌山県田辺市・芳養(はや)堤防は、秋になると太刀魚(タチウオ)とカマスの二大ターゲットが回遊する人気の釣り場です。
「陽が明けるまでは太刀魚、夜明けからはカマス釣り」といったローテーションが成立する年も
多く、釣り人にとって効率よく釣果を狙えるシーズン。
しかし実際には「両者は同じルートを通るのか?」「太刀魚はカマスを襲うのか?」といった
疑問を持つ方も少なくありません。
本記事では、芳養堤防でのタチウオとカマスの関係性を解説します。
タチウオの回遊ルートと時合
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タチウオは夜行性。
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主に暗い時間帯にベイトフィッシュ(小アジ・イワシ・小サバなど)を追って堤防際に接岸します。
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回遊ルートは外洋から堤防沿いを往復する形で、常夜灯や明暗部に溜まる傾向が強い。
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朝マヅメになると徐々に深場へ戻り、活性が下がる。
カマスの回遊ルートと時合
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カマスは群れで行動する日中のフィッシュイーター。
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朝日が昇りはじめる時間帯(朝マヅメ)に接岸し、ベイトを追って堤防際や湾内に入る。
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堤防の角や潮通しの良いポイントで群れが停滞することも多い。
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太陽が高くなると群れは散り、釣果が落ち着いてくる。
タチウオとカマス、回遊ルートは同じ?違う?
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同じルートを共有する部分もある。
→ どちらも「小魚を追って接岸」するため、堤防の外側や常夜灯周辺でルートが重なる。 -
しかし時合がずれる。
→ タチウオは夜~薄明、カマスは夜明け~朝の短時間に強い。
→ 結果的に「タチウオが去った後にカマスがやってくる」形になる。
太刀魚はカマスを襲わないのか?
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タチウオは肉食性が非常に強く、口に入るサイズの魚なら種類を問わず捕食する。
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カマスも例外ではなく、小型のカマスがタチウオに襲われることはある。
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ただし、カマスは群れで素早く行動するため、タチウオが効率的に捕食するのは難しい。
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そのため釣り場では「タチウオが活発な時間帯はカマスが寄りつきにくい」という現象が起こりやすい。
芳養堤防での実践的な立ち回り
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夜明け前(真っ暗~薄明):タチウオ狙い(ワインド・引き釣り・テンヤ)。
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夜明け直後(朝マヅメ):カマス狙い(メタルジグ・小型プラグ・サビキ)。
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日が昇ってから:アジやサバのサビキ釣りにシフト。
この流れで釣行すれば、秋の芳養堤防を効率よく楽しめます。
まとめ
✔ タチウオとカマスは、ベイトを追って同じ堤防周りを回遊することがある。
✔ ただし時合はズレており、タチウオが去った後にカマスが寄りやすい。
✔ 太刀魚はカマスを襲う可能性もあるが、実際には捕食効率が悪いため両者が明確に棲み分ける傾向がある。
✔ 芳養堤防の秋は「暗いうちは太刀魚 → 明けたらカマス」とリレー釣りが成立する格好のシーズン。


