南紀の豊かな海では、カマスがアングラーの皆様を楽しませてくれます。
しかし、釣れたカマスをよく見てみると、何種類か混ざっていることに気づくでしょう。
今回は、南紀エリアでよく釣れる「ヤマトカマス」「アカカマス」「タイワンカマス」
の3種について、その特徴と見分け方を詳しく解説します。
アカカマス(別名:本カマス)
最も価値が高く、味も良いとされる高級魚です。 通称「本カマス」と呼ばれ、
釣り人にとっては一番嬉しいターゲットと言えるでしょう。
- 体色: 名前の通り、他のカマスに比べてやや赤味・黄色味を帯びています。
- 鱗(うろこ): 鱗が非常に細かく、体にしっかりと付いているため剥がれにくいのが特徴です。
- ヒレの位置: 腹ビレが背ビレよりも明らかに前(頭側)にあります。
- 旬の時期: 11月頃からがシーズンです。
- 食味: 脂の乗りが抜群で、刺身や天ぷらにすると絶品です。
- 市場価値: 非常に高く、スーパーなどではほとんど見かけません。
ヤマトカマス(別名:ミズカマス)
南紀で最も一般的に釣れるカマスです。 大きな群れで回遊してくるため、数釣りが楽しめるのが魅力です。
- 体色: 灰色がかった銀色をしています。
- 鱗(うろこ): アカカマス同様に小さいですが、体に唐草模様のような模様が見られることがあります。
- ヒレの位置: 背ビレと腹ビレが、ほぼ同じ位置にあるのが最大の特徴です。
- 旬の時期: 6月~11月と、比較的長い期間狙うことができます。
- 食味: 水分が多いため「ミズカマス」と呼ばれます。 干物にすると旨味が凝縮され、非常においしくいただけます。
- 市場価値: 比較的安価で、スーパーなどでもよく見かけるポピュラーな魚です。
タイワンカマス
他の2種に比べて引きが強く、釣りごたえのあるカマスです。 小ぶりなサイズが多いですが、そのファイトは侮れません。
- 体色: ヤマトカマスと同じく、灰色がかった銀色です。
- 鱗(うろこ): 他の2種より明らかに鱗が大きく、触るとザラザラしており剥がれやすいです。
- ヒレの位置: 尾ビレが黄色いのが一目瞭然の判別ポイントです。
- 旬の時期: 初秋から秋にかけて釣れることが多いです。
- 食味: ヤマトカマス同様、干物に向いています。
- 特徴: とにかく引きが強いのが特徴で、釣りのターゲットとして面白い魚です。
一目でわかる!カマス見分けポイントまとめ



