台風は「北半球」に限定される名称
・「台風(Typhoon)」という言葉は、北西太平洋(赤道以北・東経100度~180度)で発生する熱帯低気圧を指します。
・つまり、南半球で発生するものは「台風」とは呼ばれません。
南半球では別の呼び方
南半球にも同じような熱帯低気圧は存在しますが、呼び方が異なります。
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インド洋・南太平洋(オーストラリア付近) → 「サイクロン(Cyclone)」
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大西洋・北東太平洋(赤道以北) → 「ハリケーン(Hurricane)」
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南大西洋 → 発生は極めてまれ(ごく少数のサイクロンが記録)
特徴的な違い
・南半球では、台風(熱帯低気圧)は反時計回りではなく、時計回りに渦を巻きます(コリオリの力が北半球と逆になるため)。
・発生頻度は北半球の方が多く、特に「北西太平洋」が世界で最も熱帯低気圧の発生数が多い海域です。
✅ まとめると:
南半球にも「台風と同じ性質の嵐」はありますが、呼び名は「サイクロン」で、回転方向も北半球と逆になります。
コリオリの力とは
・地球が自転しているために生じる見かけの力のことです。
・地球上で動いている物体は、地球の自転の影響を受けて、進行方向が曲げられて見えます。
・本来の「実際の力」ではなく、回転する座標系(地球上)で観測したときに現れる「見かけの力」です。
北半球と南半球での違い
・北半球:進行方向の右に曲げられる。
・南半球:進行方向の左に曲げられる。
この違いによって、台風の渦の巻き方も変わります。
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北半球 → 反時計回りの渦
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南半球 → 時計回りの渦


