口が閉じている魚と開いている魚。アジ鮮度の見分け方を徹底解説

釣ったばかりのアジを並べると、口がしっかり閉じているものと、大きく開いているものがあります。

一見すると「単なる違い」ですが、実はそこには魚の状態や鮮度を見極めるヒントが隠されています。

本記事では、アジの口の開閉の違いと、どちらがより鮮度が良いのかを詳しく解説します。


1. 魚の「口の開き」は死後硬直と関係する

魚は死んだ後、筋肉が弛緩した状態から時間が経つと「死後硬直」に入ります。

口が閉じているアジ → 筋肉がまだしっかりしているため、口元が締まっている
口が開いているアジ → 死後硬直や処理の過程で筋肉が緩んでしまい、口が開いたままになっている

つまり、口がピタッと閉じているアジの方が「より新鮮な可能性が高い」といえます。


2. 鮮度判定は「口」だけでは不十分

ただし、口の開閉だけで鮮度を判断するのは危険です。
鮮度を確かめるには、以下のポイントを合わせてチェックしましょう。

鮮度チェックの4つの基準

  1. 目の透明感
     新鮮なアジは黒目がくっきり、白濁していない。

  2. エラの色
     鮮やかな赤色なら新鮮。くすんで茶色っぽいと劣化している。

  3. 体表の輝き
     銀色に光沢があり、ヌメリが透明なら良い。鈍くなっていると鮮度落ち。

  4. 身の張り
     指で押して弾力があれば新鮮。柔らかいと鮮度が落ちている証拠。


3. 口が開いているアジでも鮮度が良いケース

実は、口が開いている=必ず鮮度が悪いとは限りません。

・釣り上げた瞬間に暴れた衝撃で口が開く
・氷締めや血抜きの際に口が開く
・死後硬直の過程で口が固まった

このような理由で「新鮮でも口が開いている」場合もあります。
したがって、総合的な鮮度チェックが必要ということです。


4. どちらがより鮮度が良いか?

結論としては、

  • 口が閉じているアジ → 鮮度が良い可能性が高い

  • 口が開いているアジ → 鮮度が落ちている場合もあるが、処理の仕方によっては新鮮な場合もある

つまり、「口の閉じ具合」だけでなく「目・エラ・体表・身の張り」を必ず併せて確認することが大切です。


まとめ

アジの口の開閉は、魚の鮮度を見極める一つのサインですが、それだけで判断するのは不十分です。

  • 口が閉じているもの → 新鮮な可能性大

  • 口が開いているもの → 処理や死後硬直の影響も考えられる

  • 目・エラ・体の張りを必ず併せて確認

釣った魚をより美味しくいただくためには、鮮度を総合的に見極める目を養うことが重要です。

 

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