南紀地方では、夏から秋にかけて夜釣りで狙える高級魚が数多くいます。
特に人気が高いのが、**コロダイ・シブダイ(笛鯛)・タマミ(タマン、ハマフエフキ)**です。
これらは同じような水温帯で活発にエサを追うため、狙い時期や条件が重なります。
ここでは、**「何度くらいまで水温があれば釣れるのか」と、「南紀では何月まで狙えるのか」**を詳しく解説します。
1. 各魚種の水温適性
コロダイ
・適水温は 22〜28℃
・25℃前後がベストで、夜間に浅場へ回遊してくる
・水温が20℃を切ると動きが鈍くなり、餌取りも減少
シブダイ(笛鯛)
・適水温は 23〜28℃
・特に26℃付近で活性が高く、夜間にサンゴ礁や岩礁帯で捕食活動
・低水温には比較的強いが、20℃以下になると深場へ移動
タマミ(タマン、ハマフエフキ)
・適水温は 24〜29℃
・高水温に非常に強く、真夏でも活発
・22℃を下回ると極端に釣果が落ちる
2. 南紀地方での夜釣りシーズン目安
南紀は黒潮の影響で水温が高く、全国的に見ても夜釣りシーズンが長いエリアです。
2024〜2025年の過去データや海水温推移から見た、おおよその目安は以下の通りです。
| 月 | 平均水温(℃) | 狙いやすさ | コメント |
|---|---|---|---|
| 7月 | 25〜27 | ◎ | ベストシーズン突入。夜釣り本格化 |
| 8月 | 27〜29 | ◎ | タマミ・シブダイは特に好調 |
| 9月 | 26〜28 | ◎ | 台風後は濁りとエサの流入で高活性 |
| 10月 | 23〜26 | ○ | 中旬までは高確率。下旬から徐々に減少 |
| 11月上旬 | 21〜23 | △ | タマミは厳しくなるが、コロダイは可能性あり |
| 11月中旬以降 | 20℃前後 | × | 深場に落ち、夜釣りの岸寄りは終了 |
3. 狙い時の水温ライン
・22℃以上 … ほぼ全魚種が活発に餌を追う
・20〜21℃ … コロダイはまだ可能性あり、他は厳しい
・20℃未満 … ほとんどのターゲットが深場へ移動しシーズン終了
4. 実際の南紀でのシーズン終了目安
南紀では黒潮の影響で10月末〜11月上旬まで十分狙えます。
年によっては11月中旬まで水温22℃台をキープすることもありますが、安定した釣果は10月いっぱいが目安です。
5. 釣果を伸ばすポイント
-
水温チェックを習慣化
南紀では気象庁や沿岸のリアルタイム水温データを参考にするのが効果的。 -
満月や新月周りを意識
大潮〜中潮は夜間の魚の動きが活発になりやすい。 -
潮通しの良い岩礁帯
特にタマミやシブダイは流れが効くポイントで大型が出やすい。 -
エサは生餌優先
サザエ、ヤドカリ、甲殻類などの活きエサは大型狙いに有効。
まとめ
南紀地方のコロダイ・シブダイ・タマミは、水温22℃以上を目安に狙うのが基本です。
実質的には7月〜10月末が最も安定して釣れる時期で、黒潮が寄れば11月上旬まで延長可能です。
水温が下がり始めると釣果は急降下するため、終盤戦では「1℃の差」が釣果の明暗を分けます。
秋が深まる前に、夜釣りシーズンのクライマックスを楽しんでみてはいかがでしょうか。


