石鯛の硬いカンヌキにハリを貫通させるには、いかにハリ先を鋭く立てるかが鍵となります。
そのためには、以下の3つのポイントを意識することが重要です。
- アタリを待つ。 石鯛のアタリは、前アタリ、本アタリ、そして食い込みアタリと段階的に変化します。 ハリを掛けるのは、エサを完全に咥え込み、竿先が大きく引き込まれる「食い込みアタリ」を待ってからです。 焦って早アワセをすると、ハリがカンヌキに滑ってしまい、貫通しないことがほとんどです。
- しっかりと竿を立てる。 石鯛がエサを咥え込んだら、竿をゆっくりと、しかし確実に立てていきます。 このとき、竿全体を使って石鯛の重みを乗せるイメージでフッキングします。 腕力だけに頼るのではなく、体の重心を使い、竿の弾力を最大限に活かすことが重要です。
- 巻き上げは焦らない。 フッキングが決まったら、焦らずに一定のスピードでリールを巻き上げます。 石鯛が岩陰に潜ろうと抵抗しますが、ロッドのパワーを信じ、テンションを緩めないようにしましょう。
具体的なフッキングテクニック
基本を踏まえた上で、状況に応じた具体的なテクニックをご紹介します。
1. 置き竿釣法でのフッキング
置き竿釣法の場合、竿先が大きく引き込まれてからが本番です。
- 竿をしっかりと握る。 竿先が海面に突き刺さるように引き込まれたら、竿尻が抜けないようにしっかりと握り、竿を立てる準備をします。
- 竿をゆっくりと起こす。 石鯛の引き込みが止まり、穂先が少し戻り始めたタイミングで、竿をゆっくりと起こし始めます。 このとき、竿の反発力を利用してハリを深く刺し込むイメージで力を入れます。
- 追いアワセを入れる。 ハリが貫通した感触がなければ、竿をもう一度軽く引き込み、追いアワセを入れることで、さらに確実にハリを貫通させることができます。
2. 手持ち釣法でのフッキング
手持ち釣法の場合、竿先から伝わるアタリを逃さず捉えることが重要です。
- アタリの変化を読み取る。 「コツコツ」という前アタリから、「グーン」という本アタリ、そして「グイグイ」と強く引き込まれる食い込みアタリの変化を竿先から感じ取ります。
- しっかり食い込ませる。 本アタリがきてもすぐにアワセず、竿を少し送り込んで、石鯛にエサを深く食い込ませる時間を与えます。
- ロッドのパワーを活かす。 食い込みアタリがきたら、ロッドを水平からゆっくりと立てるようにフッキングします。 この際、リールは巻かず、竿の曲がりだけで石鯛を浮かせるように意識しましょう。


