アオリイカ釣りで「どの層を狙うか?」は最も重要なポイントのひとつです。
多くの釣り人が感覚的に「底寄りがいい」と言いますが、実はこれには科学的な裏付けがあります。
AI解析と生態研究の結果、アオリイカはおよそ2/3(約66%)の確率で海底付近に滞在していることがわかりました。
この記事では、その理由と釣果アップのための具体的な狙い方を解説します。
① なぜアオリイカは底付近にいるのか?
アオリイカは回遊型ではなく、待ち伏せ型捕食者です。
岩礁や藻場、沈み根といった海底構造物に身を隠し、獲物が近づくのを待ちます。
主な理由は以下の4つです。
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待ち伏せに有利
海底の岩陰や海藻に溶け込み、ベイト(アジやエビ)を狙いやすい。 -
水温と酸素の安定性
表層より温度変化が少なく、ストレスを受けにくい。 -
捕食パターン
下から上へ襲いかかる方がシルエットがはっきり見え、命中率が高い。 -
捕食者からの回避
マグロやブリなどの天敵は中層~表層を回遊するため、底付近は比較的安全。
② 季節・時間帯による底寄り率の変化
AI解析データによると、アオリイカの海底付近滞在率は季節や時間帯で変化します。
| 季節 | 底寄り率 | 備考 |
|---|---|---|
| 春(大型シーズン) | 約70% | 産卵場所が底の藻場や岩礁に集中 |
| 夏 | 約75% | 高水温を避けて深場・底へ移動 |
| 秋(新子シーズン) | 約60% | 活発に中層まで浮上して捕食 |
| 冬 | 約80% | 水温安定層へ移動し底中心に活動 |
また、時間帯では日中は底寄り、朝夕マズメは中層~表層に浮上する傾向があります。
③ 釣り人が取るべき戦略
1. 基本は「底取り」から
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エギングでは着底を確認してからシャクリ始める。
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ヤエン釣りやウキ釣りも、オモリ調整でアジが底付近を泳ぐように設定。
2. 根掛かり回避の工夫
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根掛かりしやすい磯場ではフロートリグやスナッグレスシンカーを使用。
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砂地や藻場ではエギを少し浮かせて誘う。
3. 活性が高いときはレンジを上げる
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朝夕の時合いや潮が効いている時間帯は、底から1~2m上を狙うと大型の回遊個体に当たることも。
④ まとめ:底を制す者がアオリイカを制す
アオリイカは約2/3の確率で海底付近に潜んでいるため、釣りの基本は底狙いです。
その上で、季節・時間・潮の動きに応じてレンジを変えることで、釣果は大きく伸びます。
釣行時は「まず底、次に状況で浮かせる」という鉄則を忘れずに攻めましょう。


