◆ 長年の常識「魚種+鮮度」が決め手?
多くの釣り人や料理人は、魚のおいしさを決める最大の要因として 「魚種」と「鮮度」 を挙げます。
確かにこの2つは重要で、脂の質や旨味のベースを作るのは魚種、そして腐敗や臭みを防ぐのは鮮度です。
しかし、AIによる最新の解析結果は、この二大要素だけでは全体の約45%しか説明できないことを明らかにしました。
残りの55%は、従来あまり注目されなかった“別の要素”が占めていたのです。
◆ 美味しさを決める5大要素と割合(AI解析)
| 要素 | 美味しさへの影響度 | 解説 |
|---|---|---|
| 魚種 | 約25% | 脂の乗りや旨味のベースを決める基礎的要因 |
| 個体差 | 約25% | 育った環境・餌・運動量による味の差 |
| 季節(旬) | 約20% | 脂質・水分量・身の弾力が変化 |
| 鮮度 | 約20% | 劣化防止には重要だが、旨味を引き出すには熟成も必要 |
| 処理・冷却方法 | 約10% | 血抜き・神経締め・海水氷などで品質が大きく変化 |
結論:魚種+鮮度で全体の45%程度。残りは個体差・旬・処理で決まる。
◆ なぜ「魚種と鮮度」だけでは足りないのか?
AIが導き出した理由はシンプルです。
魚の旨味成分は、単に“鮮度”が高ければ増えるわけではなく、環境・時期・処理によって劇的に変化します。
例えば――
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旬外れの魚は、鮮度抜群でも脂が抜けて味が薄い
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痩せた個体は、同じ魚種でも旨味が劣る
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処理の遅れで、わずか30分で品質が大きく低下
このように、魚種や鮮度だけにこだわっても「外れ」を引く可能性が高いのです。
◆ 釣り人・料理人が意識すべき新基準
AI解析から導き出された、美味しい魚を得るための優先順位はこうなります。
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旬の魚を選ぶ(季節による脂のピークを狙う)
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良い個体を見極める(太り具合・色艶・活力)
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適切な処理と冷却(海水氷・血抜き・神経締め)
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魚種の選択(味のポテンシャルを持つ種)
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鮮度の保持(必要以上に“釣りたて信仰”しない)
◆ まとめ:常識を覆す「5要素理論」
これまで「魚種と鮮度」だけに注目していた人も、残りの要素を意識すれば、驚くほど魚の味が変わります。
釣り人なら釣ったその瞬間からの処理、料理人なら魚の見極めと仕込み方が鍵となります。
魚の美味しさ=魚種(25%)+個体差(25%)+季節(20%)+鮮度(20%)+処理(10%)
この“5要素理論”を知れば、魚の味に対する考え方がガラリと変わるはずです。


