夏の釣りは、炎天下で長時間過ごすことが多く、熱中症のリスクが非常に高くなります。
毎年、堤防や磯場で熱中症による体調不良や救急搬送が報告されており、釣り人にとって他人事ではありません。
この記事では、**夏の釣りでの熱中症予防に欠かせない「正しい水分・塩分補給の方法」**を詳しく解説します。
釣行中の安全対策として、ぜひ参考にしてください。
1. 夏の釣りで熱中症が起こりやすい理由
夏の海辺は風があるため、意外と暑さを感じにくいものです。
しかし、実際には強烈な日差しと反射光で体温は急上昇し、気づかないうちに脱水が進行します。
特に釣りは集中して動かずに立ち続けることが多く、汗をかいても気づきにくいのが危険ポイントです。
また、磯やテトラの上では照り返しの熱が強く、体感温度はさらに上がります。
2. 熱中症の危険な症状
熱中症は軽度から重度まで段階がありますが、以下の症状が出たら要注意です。
・めまいや立ちくらみ
・頭痛や吐き気
・大量の発汗、または汗が止まる
・体のだるさ、倦怠感
・筋肉のけいれん(足がつるなど)
・意識がもうろうとする
これらの症状が出始めたら、すぐに日陰や涼しい場所で休憩し、体を冷やしながら水分と塩分を補給する必要があります。
3. 正しい水分補給のポイント
3-1. 「喉が渇く前」に飲む
釣り中は夢中になって水分補給を忘れがちです。
しかし、喉が渇いた時点ですでに脱水が始まっています。
20〜30分おきに少量ずつ水分を補給するのが理想です。
3-2. 水だけでなく電解質(塩分)も必要
汗をかくと水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどのミネラルも失われます。
水だけを大量に飲むと血中の塩分濃度が下がり、体のバランスを崩す「低ナトリウム血症」を引き起こすことがあります。
ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンク、または経口補水液を取り入れるのが効果的です。
3-3. 冷たい飲み物と常温の組み合わせ
冷たい飲み物は体を一時的に冷やせますが、冷たすぎると胃腸に負担がかかることもあります。
常温の水と冷たい飲料をバランスよく摂るのがおすすめです。
4. 塩分補給の正しい方法
4-1. 塩タブレットや塩飴を活用
釣り中は塩タブレットや塩飴をポケットに入れておくと便利です。
手軽に塩分を補給でき、熱中症の予防に役立ちます。
4-2. 梅干しやおにぎりで自然な塩分補給
食事をとれるタイミングがあれば、梅干し入りのおにぎりや塩気のあるお菓子で塩分補給をしましょう。
特に磯釣りや長時間の遠征釣行では必須アイテムです。
5. 熱中症を防ぐための補助アイテム
・日傘や帽子、ネッククーラーなどで直射日光を防ぐ
・保冷剤や冷却スプレーを首や脇に当てて体温を下げる
・通気性の良い速乾素材の服を着る
・水分をすぐ取れるよう、飲料は手の届く場所に配置する
6. まとめ
夏の釣りでは、思った以上に体の水分と塩分が失われています。
喉が渇く前に、水分+塩分をこまめに補給することが最大の予防策です。
特に、以下の3つを意識してください。
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水分は20〜30分おきに少量ずつ
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スポーツドリンクや経口補水液で塩分も一緒に補給
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塩タブレットや梅干しを活用し、体のバランスを保つ
これらを実践すれば、炎天下でも安全に釣りを楽しむことができます。
夏の海を満喫するためにも、熱中症対策は万全にして釣行に臨みましょう。


