シロギスは全国的に減少傾向
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「キス(シロギス、白鱚)は近年全国的に減少傾向にあります」🟰釣太郎ブログでも、太平洋沿岸(関東〜関西)では10〜20年前に比べて激減している地域もあると報告されています
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漁獲量の統計でも、2000年代以降は全国的に漁獲量が減少し、地域によってはピーク時の半分〜1/3まで落ち込んでいるケースもあります 。
特に関東〜近畿の沿岸エリアでは、釣り人の体感として「以前ほど釣れない」「サイズが小さくなった」という声が増えています 。
📉 減少の主な原因
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海岸環境の変化(砂浜の減少・護岸化)
港湾整備や砂浜の埋め立てなどで、産卵場やエサ場が失われています 。 -
海水温の上昇・地理的分布の変化
温暖化により、シロギスは好適水温域が北へシフトしつつあり、関西などでは釣れる場所が深場やより北側に移動している可能性があります 。 -
漁獲圧・乱獲
投げ釣り愛好者による釣獲圧だけでなく、刺し網・底引き網などの漁業による漁獲も影響しており、特に産卵時期の大型個体が減少しやすく、資源の回復が困難な状況です 捕食者の増加(外敵)。 -
スズキやヒラメ、マゴチ、アオリイカ、さらにはエソなどのフィッシュイーターが増えており、キスの生存率に影響を与えていると考えられています 。
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マイクロプラスチックなどによる食物連鎖への影響
エサであるプランクトンの減少が、マイクロプラスチック汚染との関連で指摘されており、キス資源にも影響している可能性があります 。
📍 南紀地方の状況も同様か?
南紀地方でも上記の全国的傾向と同じような原因が影響していることが考えられます。
とくに:
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温暖化による水温上昇
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近年進んでいる護岸整備や砂浜の減少
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投げ釣り人気による釣獲プレッシャー、裏冬季シーズンの越冬ギス狙い集中など。
例えば、荘内半島での冬季大型キス狙いによって年々大型魚の個体数が明らかに減少していると
いう釣師の体験談もあり、自分が釣った影響も否定できないとの記述もあります 。
📌まとめポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全国傾向 | 全国的にシロギス漁獲量・釣獲量ともに減少 |
| 減少原因 | 環境変化(砂浜消失)、海水温上昇、乱獲、天敵増加、汚染 |
| 南紀の実態 | 地域的特徴(護岸化・越冬狙い)も影響し、減少傾向を裏付け |
| 釣り人の対応 | ポイント選び・釣り方工夫、資源保護意識の維持が鍵 |


