「干物って、お店で買うもの」そう思っていませんか?
実は、自宅でも驚くほど簡単に、そして美味しく、自分好みの干物を作ることができるんです!
今回は、特別な道具がなくても手軽に挑戦できる、自宅で簡単「魚の干物」レシピをご紹介します。
新鮮な魚が手に入ったら、ぜひ試してみてください。食卓がもっと豊かになりますよ!
自宅で干物を作るメリット
- 無添加で安心: 市販の干物には保存料などが使われていることもありますが、自宅で作れば余計な添加物一切なし。安心してお召し上がりいただけます。
- 好みの味付けに: 塩加減や漬け込む時間を調整して、自分だけのオリジナル干物が作れます。
- 新鮮な魚を美味しく保存: たくさん手に入った魚も、干物にすることで保存性が高まり、美味しく楽しめます。
- 達成感と満足感: 自分で作った干物を食卓に並べる喜びは格別です!
基本の干物レシピ:アジの干物
今回は、手に入りやすく、干物として定番のアジを例にご紹介します。他の魚でも応用できますよ。
材料
- アジ:2〜3尾(新鮮なものを選びましょう!)
- 水:500ml
- 塩:大さじ2〜3(約10〜15%の塩分濃度。お好みで調整してください)
- お好みで:料理酒 少々(魚の臭み消しになります)
道具
- バットまたは保存容器
- キッチンペーパー
- ザル(または干物用ネット)
- うちわ(または扇風機)
作り方
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アジをさばく:
- ウロコをしっかり落とし、エラと内臓を取り除きます。
- アジの背中側から包丁を入れ、中骨に沿って開きます。(「開き」という状態にします。)
- 血合いをきれいに洗い流します。この時、歯ブラシなどを使うと便利です。
- キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。
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塩水に漬け込む(立塩):
- バットや保存容器に水と塩を入れ、よく混ぜて**塩水(立て塩)**を作ります。ここに料理酒を少量加えてもOKです。
- アジを塩水に完全に浸します。魚が浮いてくる場合は、お皿などで軽く重しをしてください。
- 漬け込み時間: 魚の大きさや好みの塩加減によりますが、20分〜1時間が目安です。
- 小さめのアジ:20〜30分
- 大きめのアジ:40分〜1時間
- 季節や室温によっても塩の入り方が変わるので、最初は短めから試して調整しましょう。
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塩抜き・水気を拭き取る:
- 塩水から取り出したアジを、サッと流水で洗い流します。(表面の余分な塩を落とす程度でOK)
- キッチンペーパーで表も裏も、水気を徹底的に拭き取ります。これがパサつきを防ぎ、美味しく仕上げる重要ポイントです!
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風に当てて乾燥させる:
- ザルや干物用ネットにアジを並べます。身が重ならないように間隔を空けてください。
- 風通しの良い、日の当たらない日陰に置きます。
- うちわや扇風機を使って、約1時間ほど集中的に風を当てます。これにより表面の水分が早く飛び、雑菌の繁殖を抑えられます。
- その後は、そのまま風通しの良い日陰で乾燥させます。
- 乾燥時間の目安: 季節や湿度にもよりますが、**半日〜1日(約6〜12時間)**が目安です。
- 触ってみて、表面が乾いてしっとりとし、軽く弾力があればOK。完全にカチカチに乾燥させると、焼いた時に硬くなってしまうので注意しましょう。
- 夜に仕込んで、翌朝に乾燥させるのもおすすめです。(虫よけのため、干物用ネットを使うと安心です。)
干物作りの成功のコツ
- とにかく新鮮な魚を選ぶ: これが一番重要です!新鮮な魚ほど臭みがなく、美味しく仕上がります。
- 水気をしっかり拭き取る: 乾燥前に水気が残っていると、生臭くなったり、パサつきの原因になります。
- 風通しの良い日陰で: 直射日光は魚の脂を酸化させ、風味が落ちる原因になります。風通しを良くして、効率的に乾燥させましょう。
- 漬け込み時間と乾燥時間を見極める: 何度か作るうちに、好みの塩加減や乾燥具合がわかるようになります。
完成した干物の保存方法
- すぐに食べない場合は、1枚ずつラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍保存します。約1ヶ月を目安に食べ切りましょう。
- 焼く際は、凍ったまま焼くか、軽く解凍してから焼くと美味しくいただけます。
まとめ
自宅で手作りする魚の干物は、市販品とは一味違う格別な美味しさです。
塩加減や乾燥具合を自分好みに調整できるのも大きな魅力。
ちょっと手間はかかりますが、その分、出来上がった時の喜びと、一口食べた時の「美味しい!」という感動はひとしおです。
ぜひこのレシピを参考に、あなただけの絶品干物作りに挑戦してみてください。


