この小石は、白い部分と茶色の部分が混ざり合って、あたかもモザイクのようになっていますね。
これは**礫岩(れきがん)**の一種である可能性が高いです。
礫岩は、砂や泥よりも大きな、丸みを帯びた礫(つぶて)が固まってできた堆積岩です。
写真の白い部分は、元の礫(石の破片)で、茶色い部分はそれらの礫を固めている基質(セメントのようなもの)だと考えられます。
特に、このように様々な色や形の礫が混ざり合って固まっているものは、コンプレッションブレーシャ(またはブレッチャ)と呼ばれることもあります。
これは、もともとあった岩石が破砕され、その破片が再び固まってできたものです。
ただし、写真のものは角が丸みを帯びているように見えるので、やはり礫岩がより適切でしょう。
もしかしたら、この石はチャートと呼ばれる非常に硬い堆積岩の破片が、別の石と混ざって固まったものかもしれません。
チャートは放散虫などのプランクトンの殻が堆積してできたもので、多様な色を呈することがあります。
いずれにしても、複数の種類の石の破片が集まってできた、面白い模様の石であることは間違いありません。
砂浜で見つけられたとのことですので、波によって運ばれてきたものと考えられます。


