魚や貝、海老や蟹──水産物を扱うとき、**「正しい数え方」**を知っていますか?
市場や漁港、料理の現場では、助数詞の使い方一つでプロらしさが伝わります。
本記事では、魚介類の助数詞を種類別に完全整理。
釣り人も、飲食店も、魚屋さんも、ぜひブックマーク推奨です!
魚介類の助数詞がややこしい理由
・日本語は種類によって助数詞が細かく分かれる
・魚介類は「生きている時」と「加工後」で助数詞が変わることがある
・流通業界や市場では「慣例の助数詞」が独自に発達している
この背景が、初心者にはややこしく感じる理由です。
しかし一度整理すれば、とてもシンプルになります。
【完全保存版】魚介類の助数詞一覧表
| 種類 | 主な助数詞 | 解説・例 |
|---|---|---|
| 一般的な魚 | 匹(ひき) | アジ1匹、サバ3匹など |
| 大型魚(マグロ・ブリ・カツオ等) | 本(ほん) | マグロ1本、ブリ2本 |
| ウナギ・アナゴなど長物 | 本(ほん) | ウナギ2本、アナゴ3本 |
| イカ・タコ | 杯(はい) | アオリイカ2杯、マダコ3杯 |
| カニ・エビ | 杯(はい)、尾(び) | カニ3杯、クルマエビ5尾 |
| 貝類全般 | 個(こ)、枚(まい) | アワビ2枚、サザエ3個 |
| 干物(加工品) | 枚(まい) | ホッケの開き3枚 |
| 魚卵・白子・内臓系 | 腹(ふく) | タラコ5腹、白子3腹 |
| 水産加工品(フィレ・切り身) | 枚(まい)、切れ(きれ) | サケの切り身3枚 |
【さらに詳しく】現場で使われる助数詞のコツ
①「匹」と「本」の使い分け
・基本:小型魚は「匹」
・大型魚は「本」
例えば:
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アジ、イワシ、サバ ⇒ 匹
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マグロ、ブリ、カツオ ⇒ 本
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ウナギ、アナゴ ⇒ 長物なので「本」扱い
②「杯」は海産物独特
・イカ、タコ、カニは**「杯(はい)」**が業界標準
・とくに市場やセリでは必須の表現
【例】
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アオリイカ3杯
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ズワイガニ5杯
③「尾」はエビでよく使う
・車海老や伊勢海老は**「尾(び)」**もよく使われる
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車海老10尾
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伊勢海老2尾
(※カニやエビは「杯」も可だが、料理店では「尾」が一般的)
④「枚」は加工品の基本
・干物、切り身、フィレ ⇒ 「枚」が基本
【例】
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アジの開き5枚
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サケのフィレ3枚
⑤「腹」は内臓系に
・魚卵(たらこ・明太子など)、白子、肝などは「腹」
【例】
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白子3腹
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タラコ5腹
【よくある疑問】助数詞Q&A
Q1:イカは「匹」じゃダメ?
→日常会話ならOK。
ただし市場や料理のプロは「杯」が基本。
「アオリイカ3杯」のほうが通です。
Q2:カニは「杯」と「尾」どちらが正しい?
→どちらも使われます。
・市場 ⇒ 「杯」が多い
・料理店 ⇒ 「尾」も使う
迷ったら「杯」が無難です。
Q3:ウナギは「匹」と「本」どちら?
→正式には「本」
「匹」と言う人もいますが、養鰻場・市場では「本」が主流。
【まとめ】助数詞を覚えれば、魚介類の扱いはワンランク上に!
助数詞を正しく使うだけで、
・市場のプロ
・釣り師
・料理人
・魚屋さん
どの立場でも信頼感がアップします。
魚介類の日本語は、奥深くて面白い世界。
ぜひこの表を活用して、日々の会話や商談、SNS発信に役立ててください。


