日本は世界でも有数の水産資源国です。
四方を海に囲まれた日本では、年間を通じて実に多種多様な魚が水揚げされています。
しかし、「実際にどの魚が最も多く獲れているのか?」は意外と知られていません。
今回は、日本国内での水揚げ量をもとに
「日本で最も多く漁獲されている魚ベスト10」 をわかりやすく解説します。
【総合ランキング:日本で最も多く水揚げされている魚ベスト10】
| 順位 | 魚種 | 主な用途・特徴 |
|---|---|---|
| 1位 | スルメイカ | 生食・干物・加工品 |
| 2位 | サンマ | 塩焼き・刺身・缶詰 |
| 3位 | サバ | 塩焼き・味噌煮・缶詰 |
| 4位 | アジ | 干物・刺身・フライ |
| 5位 | イワシ | 煮干し・缶詰・養殖飼料 |
| 6位 | カツオ | たたき・鰹節・刺身 |
| 7位 | サケ(シロザケ) | 加工・塩鮭・筋子 |
| 8位 | ホッケ | 干物・焼き物 |
| 9位 | マアナゴ | 天ぷら・煮穴子・寿司 |
| 10位 | ヒラメ | 刺身・高級料理用 |
① 1位:スルメイカ(真イカ)
日本の水揚げ量ダントツ1位常連。
イカ釣り漁船が全国で活躍しています。
主な特徴:
-
干物・塩辛・刺身・煮物など用途が非常に広い
-
日本人の「イカ食文化」を支える存在
-
国内外への輸出も多い
② 2位:サンマ
秋の風物詩で知られるが、実は水揚げ量でも常に上位。
ただし近年は漁獲減少傾向。
主な特徴:
-
塩焼きが定番
-
刺身や缶詰も人気
-
日本の季節感を象徴する魚
③ 3位:サバ
漁獲量も多く、消費量も非常に高い万能魚。
主な特徴:
-
味噌煮、塩焼き、しめ鯖など料理法が多彩
-
健康食材として注目度上昇
-
缶詰需要も拡大中
④ 4位:アジ
日本全国の沿岸で水揚げされる庶民派魚。
主な特徴:
-
アジの開きは朝食定番
-
フライ・刺身・南蛮漬けでも人気
-
釣り人にも人気のターゲット
⑤ 5位:イワシ
群れで大量に獲れる代表格。養殖飼料としての利用も非常に多い。
主な特徴:
-
煮干し・だし文化の要
-
つみれや蒲鉾など加工品も多い
-
近年は資源量が大きく変動しやすい
⑥ 6位:カツオ
一本釣りや巻き網で大量に水揚げされる高級魚。
主な特徴:
-
鰹節として日本の和食文化を支える
-
たたき・刺身でも人気
-
日本の伝統保存食文化に深く根付く
⑦ 7位:サケ(シロザケ)
特に北海道中心に水揚げが多い重要魚種。
主な特徴:
-
塩鮭や切り身として家庭料理の定番
-
筋子・イクラの原料
-
養殖技術も発達中
⑧ 8位:ホッケ
北海道・東北中心に大量水揚げされる干物の代表格。
主な特徴:
-
大型の開き干しが人気
-
居酒屋メニューの常連
-
骨離れが良く食べやすい
⑨ 9位:マアナゴ
江戸前天ぷらや寿司ネタで人気の魚。
主な特徴:
-
煮穴子・握り寿司で重宝
-
脂が乗った柔らかい身が特徴
-
関東を中心に消費が多い
⑩ 10位:ヒラメ
高級魚の代表格ながら、養殖の普及で水揚げ量も多い。
主な特徴:
-
刺身・寿司で高級ネタ
-
活魚出荷が多い
-
冬が旬の白身魚
【水揚げ量ランキングの特徴まとめ】
✅ イカ類が最も安定した大量漁獲対象
✅ 大衆魚(サバ・アジ・イワシ)が安定供給
✅ 季節資源(サンマ・カツオ)も上位常連
✅ 養殖魚(サケ・ヒラメ)が増加傾向
まとめ:漁獲量から見える「日本の魚の台所事情」
日本の漁業は四季折々の魚が豊富であり、
「多様な魚種が安定して獲れる国」 という特性を持っています。
-
沿岸から沖合、遠洋まで漁場が豊富
-
魚種が偏らず多様性が高い
-
加工・保存技術も世界トップレベル
日本の食卓を支えているのは、この豊かな漁獲資源に支えられた海の恵みなのです。


