スルメイカの刺身は危険?アニサキスのリスクはサバと同じ!?【生食派は必読】

寿司や刺身で人気のスルメイカ(鯣烏賊)
甘みと歯ごたえがあり、居酒屋や家庭の食卓でも定番ですが、**「スルメイカを生で食べても大丈夫?」**という疑問を持つ方も少なくありません。

結論から言えば――
スルメイカの生食には高いアニサキスリスクがあります。

とくにサバと並ぶレベルで注意が必要です。
この記事では、スルメイカの刺身を安全に楽しむための知識と対策を、釣り人・消費者向けにわかりやすく解説します。


■ スルメイカにアニサキスが多い理由とは?

スルメイカは、沖合の冷たい海域を広く回遊するイカであり、以下の特徴があります。

● 冷水域に生息

・アニサキスの幼虫は水温10℃以下を好むため、スルメイカの生息域はまさに好環境。

● 餌にアジ・サバなどを捕食

・スルメイカは、アニサキスを中間宿主とする魚(アジ・サバ・イワシなど)も捕食対象にしており、体内に取り込まれる確率が高くなります。

● 水揚げ後の処理に時間がかかる

・スルメイカは漁獲から市場に並ぶまでに時間がかかるため、アニサキスが内臓から筋肉(身)に移動していることも多いのです。


■ サバと同じ?アニサキスによる食中毒リスク

厚生労働省の統計でも、**アニサキス食中毒の原因魚介類の上位は「サバ」「アジ」「サンマ」「イカ」**とされています。

とくにスルメイカは、「イカ類」の中でも寄生率が高い種類として知られ、以下の点でサバとよく似ています。

特徴 サバ スルメイカ
アニサキスの寄生率 非常に高い 非常に高い
寄生部位 内臓・筋肉 内臓→筋肉に移動あり
生食リスク 高い 高い
冷凍や加熱で安全 有効 有効

→ **スルメイカも、サバと同じく「生食には慎重になるべき魚介類」**といえるのです。


■ では、どうすれば安全に食べられる?

スルメイカの美味しさを楽しみながらも、安全を確保するために、以下の方法を取りましょう。

● 冷凍処理(家庭用冷凍庫でOK)

  • アニサキスは**-20℃で24時間以上冷凍すれば死滅**。

  • 市販の冷凍スルメイカは基本的にこの工程を経ているため、生食OKの表示があれば安心。

● 加熱調理

  • 70℃以上で瞬時に死滅。

  • 天ぷら、煮付け、炒め物など、加熱料理は安全性が高い。

● 目視チェック

  • アニサキスは白い糸状で見えることが多い

  • 切り身にする際に目視で確認することも重要。


■ 釣ったスルメイカはとくに注意!

自分で釣ったスルメイカをその場で刺身にしたいという気持ちはよくわかります。
しかし、アニサキスは生きた状態で内臓にいることが多く、絞めてから時間が経つと身に移動します。

→ 必須の対策:

  • 釣った直後に内臓を除去する

  • もしくはすぐに冷凍処理をする

これでアニサキスのリスクをほぼゼロにできます。


■ まとめ:スルメイカの刺身は「下処理」がすべて

スルメイカの生食は危険性ゼロではありません。

生のスルメイカを食べるなら、冷凍または十分な加熱処理を行うことが絶対条件です。

「新鮮=安全」と思いがちですが、それはアニサキスには通用しません。

サバと同じくらい、スルメイカには慎重な対応が求められます。

スルメイカの刺身は危険?アニサキスのリスクはサバと同じ!?【生食派は必読】釣太郎

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