【徹底解説】ハリセンボンとイシガキフグの見分け方!釣り人必見のフグ科魚類講座

「あれ?このトゲトゲの魚、ハリセンボンかな?それともイシガキフグ?」

釣りやダイビング中に、よく似た姿の魚に出会って迷った経験はありませんか?

特に、全身にトゲを持つハリセンボンとイシガキフグは、パッと見では区別がつきにくいですよね。

しかし、この二種には明確な違いがあり、見分け方を知っていれば、釣果の喜びも、海の知識もさらに深まります。

今回は、ハリセンボンとイシガキフグの見分け方のポイントから、それぞれの特徴、そして気になる毒性食用についてまで、徹底的に解説します!

釣り人の方も、海の生き物が好きな方も、ぜひ最後までお読みください!


ハリセンボンとイシガキフグはどこが違う? 最重要ポイントは「トゲ」!

最も分かりやすい見分け方は、やはり「トゲ」です。

ハリセンボン:全身に短く細いトゲが密生しており、危険を感じて体を膨らませると、このトゲがピンと立ち上がります。その名の通り、「千本針」のように見えます(実際は350~400本程度)。

イシガキフグ:全身に長く太いトゲがまばらに生えています。ハリセンボンと異なり、体を膨らませてもこのトゲは立ち上がらず、皮膚に埋もれたままです。ゴツゴツとした印象を与えます。

その他の見分け方と特徴

トゲ以外にも、いくつかの見分け方があります。

1. 体の模様と色

ハリセンボン:体色は黄色~褐色で、小さな黒い斑点が少なめです。ヒレには基本的に斑点はありません。

イシガキフグ:体に大きな黒い斑点(石垣模様)が多数あり、これが特徴的な見た目です。また、尾びれや臀びれにも黒く細かい斑点が並ぶことが多いです。

2. 膨らんだときの姿

ハリセンボン:完全に球状になり、全身のトゲが鋭く立ち上がります。

イシガキフグ:膨らんでも、トゲが立つことはありません。丸くはなりますが、ハリセンボンのように完全な球体にはなりにくい傾向があります。

3. 体長

ハリセンボン:最大で約30~40cm程度まで成長します。

イシガキフグ:ハリセンボンよりも大きく、最大で50cmを超える個体もいます。

4. 生息域と行動パターン

ハリセンボン:浅い岩礁域や砂地に多く生息し、小さな群れを作ることもあります。

比較的おとなしい性格で、危険を感じるとすぐに膨らむ傾向があります。

イシガキフグ:深場の岩礁域やサンゴ礁に生息し、単独行動が多いです。

ハリセンボンに比べて膨らみにくく、少し大胆な性格の個体もいます。

毒はあるの?食べられるの?

気になる毒性と食用についてです。

ハリセンボン:フグの仲間ですが、基本的に毒は持たないとされています。

ただし、筋肉が非常に少なく、食用としてはあまり向かないという意見もありますが、沖縄では「アバサー」と呼ばれ、味噌汁などに利用されています。

皮も食べられます。

イシガキフグ:こちらも毒は持たないとされています。

身は白身で淡白、旨味が強く、高級魚として扱われることもあります。

肝臓も食べられるという情報もありますが、近年ハコフグの肝臓に有毒物質パリトキシンが含まれる事例が確認されているため、肝臓など内臓を食べる際は注意が必要です。

【重要】 どちらの魚も、自分で調理する場合は寄生虫などのリスクも考慮し、自己責任で行う必要があります。

不安な場合は専門家にご相談ください。

釣りでの遭遇率とポイント

ハリセンボン:堤防や防波堤などでも釣れることがあり、エビや小魚を餌にした釣りでヒットしやすいです。

イシガキフグ:水深のある磯や沖のポイントで釣れることが多いです。

こちらもエビやカニ、貝類などを好んで食べるため、甲殻類や小魚を餌にした釣りでかかることがあります。

まとめ

特徴 ハリセンボン イシガキフグ
トゲ 短く細い、密生、膨らむと立つ 長く太い、まばら、膨らんでも立たない(常に立った状態)
模様 黄色~褐色、黒い斑点少なめ、ヒレに斑点なし 大きな黒い斑点(石垣模様)、ヒレにも斑点あり
膨らみ 完全に球状になる 丸くなるが球状になりにくい
体長 約30~40cm 50cm以上になることも
生息域 浅い岩礁域、砂地、群れをなすことも 深場の岩礁域、サンゴ礁、単独行動が多い
毒性 なし(可食) なし(可食)
性格 比較的おとなしく、すぐ膨らむ 膨らみにくく、やや大胆

次に釣り上げたときや、水族館で出会ったときには、ぜひじっくり観察してその違いを確かめてみてください。

海の生き物たちの奥深さに、ますます魅了されることでしょう!

ハリセンボンとイシガキフグの見分け方!釣り人必見のフグ科魚類講座。釣太郎

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