ヤエン釣り、アタリの正体がウツボだった!? アオリイカ狙いでよくある“あるある”の真相とは

ヤエン釣りでウキウキしながらウキや糸の動きを見つめていると、ついにアタリ!
「来た!」と慎重に寄せて、いざヤエン投入……しかし、浮かび上がったのはアオリイカではなく、グネグネしたウツボだった。

そんな経験、ありませんか?
実はこれ、決して珍しいことではなく、ヤエン釣りの“あるある”なんです。
今回はなぜウツボがヤエン釣りに頻繁に掛かるのか
、その理由を徹底解説します。


なぜウツボがよく掛かるのか?その3大理由

・① 活アジはウツボにとっても“ごちそう”だから

ヤエン釣りで使う活アジは、言うまでもなく生き餌として最高レベルのアピール力。
水中で泳ぎ回るその姿は、アオリイカだけでなく、肉食性のウツボにとっても魅力的なターゲット

特にウツボは夜行性・待ち伏せ型の捕食者で、岩陰や藻場に潜みながら、近づいてきた魚に襲い掛かる習性があります。
アジが泳ぎ回ることで、その範囲に入ったウツボが反射的に捕食行動をとることが多いのです。


・② ヤエン釣りの“ポイント”がウツボの生息域と被る

アオリイカの産卵や捕食場所となるのは、藻場、岩礁帯、堤防の足元付近
これらのポイントは、ウツボの棲家とも重なります。

ウツボは岩のすき間テトラポッドの中に好んで住み着きます。
つまり、アオリイカを狙うためのベストなポイントほど、ウツボの縄張りでもあるという皮肉な現実。


・③ ヤエン釣りは“逃がさない仕掛け”だからこそ掛かってしまう

ヤエン釣りは、イカがアジを抱いたまま泳いでいる間に、ラインを引いて距離を詰め、後からヤエンを滑り込ませて掛けるという特殊な釣法です。

しかし、ウツボがアジを丸呑みした場合でも、ラインにはしっかりテンションがかかるため、
「イカが抱いた!」と勘違いしてしまいがち。

さらに、ウツボは口が硬く、牙が鋭いためバレにくいのも特徴。
そのため、アジをくわえたまま動き回り、まるでイカのような動きをすることもあり、
ヤエン投入→ウツボの口にヤエンが掛かる、という流れが自然と成立してしまうのです。


ウツボを見抜くポイントはあるのか?

以下のような動きがあった場合は、ウツボの可能性を疑いましょう。

  • アジが急に暴れた後、ぴったり動かなくなる

  • ウキやラインが、一気に根に向かって突っ込むような動きを見せる

  • 引きが断続的で、走らず重いだけ

  • アタリがあった後、全く移動しなくなる

これらの特徴が出たら、無理にヤエンを投入せず、一度テンションを緩めるか、早めに回収するのが吉です。
※ただし、大型アオリイカでも似たような動きをすることがあるため、最終判断は慎重に


釣り上げたウツボ、どうする?

ウツボは見た目がグロテスクなだけでなく、釣り人の中では外道(外れの魚)扱いされることが多いですが、
実は非常に美味しい高級魚でもあります。

・刺身(熟成させれば絶品)
・唐揚げ(骨までバリバリ)
・煮つけ(ぷるぷるのゼラチン質が美味)

釣ったウツボは捨てずに、クーラーにキープして美味しくいただくのもひとつの楽しみ方です。


まとめ|ウツボのアタリに惑わされず、本命アオリイカを狙おう!

ヤエン釣りでは、アオリイカ以外にもウツボやフグなど、思わぬ“刺客”が襲ってくることもあるのが醍醐味のひとつ。

ウツボがよく掛かるのは
・生きたアジの魅力
・ポイントの重なり
・仕掛けの構造上の理由

この3点によるもので、決して釣り方が悪いわけではありません
アタリの見極めを磨きつつ、本命との出会いを目指しましょう!

ヤエン釣り、アタリの正体がウツボだった!?アオリイカ釣り番外編。釣太郎

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