ライン(道糸、ハリス)はメーカー品と廉価品、何が違う?

◆ 総合的な違い:信頼性と再現性

比較項目 メーカー品 廉価品
強度表示の正確性 正確で信頼性が高い 表記と実力が違う場合も多い
劣化耐性 紫外線・塩分・摩耗に強い 劣化しやすく寿命が短い
均一性 太さ・表面加工が非常に安定 ムラがあり、切れやすい部分が混在
結束強度 ノット時の強度も高い 結び目で切れやすい傾向あり
撚れ・癖・糸ヨレ 少なく復元性あり 撚れやすく癖がつきやすい
価格 高め(100mで1000~3000円程度) 安価(100mで300~700円程度)

◆ 具体的な品質差の解説

● 1.「強度」の信頼性

・メーカー品は、破断強度直線強度を公的試験機で計測しており、スペック表記に信頼が置けます。
・廉価品は「5号=20lb」と書いていても、実際には15lbしか出ていないこともあり、不意の大物に対応できないリスクがあります。


● 2.「耐久性」の差

・ナイロンやフロロラインは、紫外線や塩分によって徐々に劣化します。
・メーカー品は表面コーティング耐UV処理が施されており、長持ち。
・廉価品は放置すればすぐ劣化し、1釣行で使い捨てになるケースもあります。


● 3.「糸ヨレ・巻きグセ」への耐性

・安いラインは柔軟性が低く、巻きグセが強く出てライントラブルになりやすいです。
・特にスピニングリールでは、ヨレがそのままトラブル原因となり、初心者のストレス源にもなります。


● 4.「結束強度」=ノットの強さ

・同じ太さのラインでも、結び目の部分で切れるかどうかは品質で大きく変わる
・メーカー品はPE・フロロともに結束性が高く、安定したノット強度を持ちます。
・廉価品では結んだ瞬間にプツンと切れることも。


◆ おすすめの使い分け

釣りの目的 推奨ライン
大物狙い・本格的な釣行 必ずメーカー品(トラブル=致命的)
初心者の練習・サビキ・遊び釣り 廉価品でも可(頻繁に交換すれば)
エギング・ジギング・ルアー釣り 感度とトラブル回避のため、メーカーPE必須
泳がせ釣り・船釣りのハリス フロロの高品質ハリス(結束と耐摩耗性が鍵)

◆ 結論:釣果とトラブル回避を重視するなら「メーカー品」

・「安かろう悪かろう」がラインでは顕著に出ます。
・たとえ倍の価格でも、釣果の安定性・安心感・ストレスの軽減は圧倒的に違います。
・大事な場面で切れたくないなら、ラインにはお金をかける価値があります。

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