アオリイカは、海の中から釣り人を見ている?

~驚くべき視力と警戒心、その正体とは~

「なんでエギを見ても無反応なんだ?」

「さっきまで追ってたのに、足元でスッと消えた…」

そんな経験、アオリイカ釣りでは珍しくありません。

もしかすると、それ…アオリイカが“あなた”を見ていたのかもしれません。

この記事では、「アオリイカは釣り人を見ているのか?」

アオリイカは海の中から釣り人を見ている。釣太郎というテーマを科学的・実践的に深掘りしていきます。


◆ アオリイカの視力は驚異的!「見ている」は本当だった

アオリイカは、魚類とは異なる高性能な目を持っています。

その特徴は以下の通り:

 

特性 内容
視力 人間に換算すると1.0〜1.5相当とされる説も(研究者による推定)
視野角 ほぼ360度(両目の動きを別々にコントロール可能)
色の認識 色は識別できないが、明暗・コントラストの認識能力が高い
立体感 両目の焦点を合わせて立体的にエサとの距離を計れる

つまり、釣り人の動きや服の色、道具の反射光などをしっかり見ていると考えてよいのです。


◆ 「釣り人を見ている」証拠は現場にあった

実際の釣り場で、こんな行動を見かけたことはありませんか?

  • エギを見て寄ってきたのに、足元に来た瞬間に逃げる

  • 同じエギでも、影がかからない方向からは反応する

  • 静かに構えていると抱くのに、しゃがむと逃げる

これらは、まさに釣り人を認識して行動を変えている証拠といえます。

特に浅場や澄み潮のときは、警戒心が強まり、釣り人の存在をより敏感に察知します。


◆ アオリイカが見ているのは「何」か?

 

見ている対象 釣り人が気をつけるべきポイント
人のシルエット 高い位置に立つより、しゃがむ・後ろに下がる
動き ロッド操作時も動作はゆっくり・小さく
ウェアの色 白・赤・黄色などの派手な色は避けるのが無難
光の反射 メタル系のバッグ・リールなどの反射を抑える

◆ 実釣に役立つ「見られている前提」での対策法

  1. 立ち位置はできるだけ低く、目立たないように
     → 防波堤のへりにしゃがむだけで反応が変わることも。

  2. キャスト後は静止時間を長くとる
     → エギの動きだけに集中させ、人の存在を意識させない。

  3. 日中のクリアウォーターではカモフラージュ意識を
     → 上から見た時に背景と馴染む服装(ネイビー・グレー系)を選ぶ。

  4. 足音をできるだけ立てない
     → 音に対しても敏感で、水面に伝わる振動を嫌う個体も。


◆ まとめ:「見てる」からこそ、釣れるかどうかが決まる

アオリイカは、釣り人をしっかり見ています。

だからこそ、人間の存在感をどう“消すか”が釣果を左右するカギになるのです。

エギの操作だけでなく、釣り人自身も“演出の一部”だという意識が必要

魚ではなく、相手は「知性のあるハンター」。

だからこそ、アオリイカ釣りは奥深く、面白いのです。

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