フグは強烈な毒(テトロドトキシン)を持っているため、ほとんどの魚にとって“食べたら危険な相手”です。
しかし自然界には、それを平気で捕食する“大物ハンター”たちも存在します。
🐡【フグを食べる主な大型魚たち】
🦈① ウツボ(Moray eel)
-
フグの天敵として最も知られる存在。
-
狭い岩場に潜むフグを、俊敏な動きで丸呑み。
-
フグの毒に対して極めて高い耐性があるとされており、
クサフグ・ヒガンフグ・ゴマフグなどの小型フグを日常的に捕食。
✅ 和歌山などの地磯・テトラ帯でフグを狙う姿が観察されています。
🐟② クエ・ハタ系(大型ハタ類)
-
南紀や沖縄で有名な高級魚「クエ(モロコ)」や「アカハタ」など。
-
噛む力が強く、フグを皮ごと噛み砕いて捕食することも。
-
フグ毒に対する耐性を持つ個体も多く確認されており、
特に幼魚のフグを主食にしている例もある。
🐙③ タコ(特にマダコ・ミズダコ)
-
驚くべきことに、毒をもつフグを積極的に捕食します。
-
足でホールドし、クチバシでフグの急所を狙ってかみ殺す。
-
特定のタコは、テトロドトキシンを“無毒化する酵素”を持っている可能性も示唆されています。
🐠④ ハタタテダイ・ナポレオンフィッシュなど大型ベラ系(南方海域)
-
特にサンゴ礁域では、クサフグやハリセンボン類を襲うベラ系の報告も。
-
貝類・甲殻類・トゲのある魚を噛み砕くための強靭な歯を持っており、
毒より「歯ごたえ」のほうが勝っているのかも?
✅補足:毒を避けて食べるパターンもある
-
内臓や皮など、毒の強い部位を避け、筋肉(身)だけを食べる個体も確認されています。
-
一部のハンター魚は、“フグをさばいて食べる”ような行動をすることがあるのです。
🧠まとめ|フグを食べる「大物捕食者」一覧
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ウツボ | 最強の天敵。毒に強く、狙って食べる |
| クエ・ハタ類 | 噛む力と耐性で食う。幼魚フグも好物 |
| タコ類 | 足で拘束→かみ殺す。毒への免疫あり |
| 大型ベラ類 | 南方域の“硬いもの食い”。毒にも強い |


