見たことも聞いたこともない魚「ニギス」とは?
📛 名前と分類
・標準和名:ニギス(煮鱚)
・学名:Glossanodon semifasciatus
・キス(シロギス)と名前が似ているが、まったく別の魚種
・分類はニギス科の深海魚(キスはスズキ目)
🌊 生息地と分布
・駿河湾〜山陰、北陸の日本海側に多く分布
・特に石川県、福井県、鳥取県などではおなじみの魚
・水深200~500mの深海に生息
→ そのため、**太平洋側や西日本、九州の人は「聞いたこともない」**ことが多い魚なのです。
🧍♂️ 名前の由来
・「キスに似ていて、煮て食べると美味しい」ことから「煮キス → ニギス」という説あり
・体は細長く、頭が大きく、目がパッチリしていて独特の姿をしている
🍳 食べ方と特徴
・身は柔らかく、脂のりがよく、上品な白身魚
・唐揚げ・煮付け・干物・練り物に最適
・骨が柔らかく、小骨ごと食べられることが多い
✅ **とくに北陸地方では「干物の定番」**として人気
✅ 石川県では「ニギスのフライ」や「すり身団子の味噌汁」など、郷土料理としても使われる
📌 こんなにも地域性が強い!
| 地域 | ニギスの認知度 |
|---|---|
| 北陸地方 | 超メジャー魚。市場・スーパーでも普通に並ぶ |
| 関東地方 | 干物や加工品でたまに見かける程度 |
| 関西・九州 | ほぼ認知度なし。名前すら知られていない |
✍ まとめ:場所が変われば、魚も変わる
・「ニギス」のように、地域の漁場や食文化によって“見たこともない魚”はたくさんあります。
・旅先のスーパーや市場に並ぶ魚を見るだけでも、その土地の海と暮らしの関係が垣間見える面白さがあります。


