【結論】春の太陽熱で温まるのは、表層おおよそ1〜3メートルまで
🔸条件による目安一覧:
| 状況 | 温まる深さ | 解説 |
|---|---|---|
| 晴天・無風 | 1〜1.5m程度 | 熱が逃げず、上層だけが急激に温まる(※サーモクライン発生) |
| 晴天・弱風(2〜3m) | 2〜2.5m程度 | 軽い撹拌で少し下まで熱が伝わる |
| 晴天・強風(4m以上) | 3〜4m程度 | 撹拌が進み、表層と中層の温度差が緩和される |
🔍 なぜ1〜3mしか温まらないのか?
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海水は熱伝導率が低い
→ 熱は拡がりにくく、太陽光は表面数メートルで吸収される -
比重の違いで層が分かれる
→ 温まった水は軽く、冷たい水は重いので混ざりにくい -
風や潮の撹拌がなければ、“水の層”ができて分離状態に
✅ アオリイカ釣りでの活用ポイント
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海面温度が高くても、3m以深は冬の水温のままということも多い
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エギやアジを深めに沈めることで、実際の活性層を探る戦略が効果的
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表層温度だけで「今日は釣れそう!」と判断しないことが重要
✅ まとめ|春の水温上昇は“上っ面”だけ
春の海は**「見かけの暖かさ」と「実際の水温」がズレている」**のが特徴です。
だからこそ、釣果を伸ばすには――
「水の縦の変化(温度差)を読む力」=“釣り師の感覚” が問われます。


