釣り人なら誰もが一度は経験しているはず。
「釣った直後に計ったら3キロだったアオリイカが、帰って再計測すると2.7キロに…!」
思わず「えっ?」とがっくり肩を落とした経験、ありませんか?
今回はそんな「アオリイカの重量変化」について、なぜ起こるのか?どれくらい差が出るのか?
をわかりやすく解説します。
◆ なぜアオリイカは重さが減るのか?
結論から言うと、体内の水分が抜けるからです。
アオリイカは全体の約80%が水分で構成されており、時間が経つにつれ、以下の理由で水分が抜けて軽くなっていきます。
✅ 水分が抜ける3つの原因
-
墨や尿を吐くことで減少
釣り上げた直後に水分(墨・尿)を大量に吐き出すため、これだけで数百グラム減ることも。 -
時間経過による脱水
表面から水分が蒸発し、内臓や筋肉の含水量も徐々に減少します。 -
冷却・保存の仕方で差が出る
真水で冷やすと浸透圧の関係で水分が急激に抜けやすくなり、重さが一気に減ります。
◆ 実際にどれくらい減る?目安を一覧で!
| 状態 | 重量の目安 | 減少量の目安 | コメント |
|---|---|---|---|
| 釣りたて直後(墨あり) | 3.0kg | ー | 最重量!墨・尿を含む |
| 墨排出直後 | 約2.8〜2.9kg | -100〜-200g | 墨と尿を吐いて軽くなる |
| 半日後(冷却あり) | 約2.7kg | -300g | 保存方法により差が出る |
| 一夜干し加工後 | 約2.0〜2.2kg | -800〜-1000g | 水分が完全に抜けて別物に |
◆ 減らさないために釣り人ができる対策
● 海水氷での冷却がおすすめ!
真水氷だと浸透圧の差で水分が抜けやすくなります。
海水氷なら、体液と近い塩分濃度で急激な脱水を防げるため、
「重さ」「鮮度」「うま味」すべてをキープできます。
● 水分ロス=うま味の変化にも直結!
実は、水分が減ることでアオリイカの食感やうま味も変わってきます。
すぐに食べるなら「釣りたて」。
ねかせて熟成するなら「適度に脱水」もあり。
でも、「重さ」を記録したいときやサイズを誇りたいときは、できるだけ早く計量するのが鉄則です。
◆ まとめ:アオリイカの重量変化は自然現象!
・釣った直後と冷却・保存後では、300g以上減ることも珍しくない。
・原因は「水分の放出」と「保存環境」。
・海水氷での保存が最も効果的!


