~釣った直後にズボンが濡れる!イカの習性を正しく知ろう~
アオリイカの“ジェット噴射”とは?
アオリイカは、体内の「漏斗(ろうと)」と呼ばれる器官から一気に水を噴き出して移動する習性があります。
この水流による移動法は「ジェット推進(ジェット噴射)」と呼ばれ、イカ類特有の特徴です。
このジェット噴射は、以下のような場面で使われます:
・外敵から逃げるとき
・泳いで移動するとき
・ストレスや危険を感じたとき
つまり、釣り上げられたときも**“外敵に襲われた”と勘違い**して、強烈に噴射するのです。
■ ジェット噴射=水だけじゃない!?墨も飛ぶ?
アオリイカは水だけでなく、墨もジェット噴射と同時に噴き出すことがあります。
これがいわゆる「墨をかけられる」状態。
イカ墨は敵から逃れるための煙幕のようなもので、墨と水を混ぜて一気に放出することで自分の身を守ろうとします。
✅ 【注意】
釣り上げたアオリイカを無警戒に持ち上げると、顔やズボンに直撃することがよくあります。
■ どれくらい飛ぶ?ジェット噴射の威力と射程
アオリイカのジェット噴射は、想像以上にパワフルです。
体のサイズにもよりますが、1メートル以上の射程で飛ぶこともあります。
しかも狙ってくるように**「真正面に向かって発射」**してくるケースが多いため、油断禁物です。
特に釣り上げ直後やギャフ掛けしたタイミングは最も危険。
■ 初心者がやりがちなミスと対策法
❌やりがちなミス:
・釣った後、正面に立ったまま記念撮影しようとする
・墨が出た後はもう噴射しないと油断する
・堤防の上でイカをぶら下げたまましばらく放置する
✅ 正しい対策法:
・アオリイカの顔の向きに注意(できるだけ自分の方に向けない)
・釣り上げたらすぐにスカリやクーラーに入れる
・ギャフをかけたら素早く移動し、イカの射線上から外れる
・ナイトエギングの場合はライトでイカを刺激しすぎない
■ なぜ知っておくべき?「アオリイカの習性理解」は釣果にも影響
アオリイカのジェット噴射は、単なる“ビックリ行動”ではありません。
ストレス・緊張・警戒心のサインでもあるため、扱い方次第で今後の釣果にも影響します。
・イカを無駄に暴れさせない
・クーラーに入れるまでの処理をスムーズにする
これらを意識するだけで、イカの鮮度を保ちやすくなり、食味にも差が出ます。
■ まとめ:アオリイカのジェット噴射は“釣りの洗礼”
アオリイカ釣りでは、釣れた瞬間が本当のスタート。
ズボンを濡らしたり、顔に墨を浴びたりするのは、**初心者が必ず通る“イカ釣りあるある”**です。
でも、アオリイカの習性を知っておけば、そんなトラブルも事前に回避可能!
ぜひ、次回からは“濡れないイカ釣り”を目指して、安全かつスマートなやり取りを心がけてみてください。
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