アジのゼイゴは、アジ特有の硬い鱗(うろこ)のことですね。
なぜアジだけにあり、なぜあんなに硬いのか、その理由についてご説明します。
ゼイゴとは?
- ゼイゴとは、アジ類の側線(魚の体側にある線状の感覚器官)の尾に近い部分にある、トゲのような硬い鱗のことです。
- 魚類学では「稜鱗(りょうりん)」と呼ばれます。
- ゼイゴの数や形状はアジの種類によって異なり、種類を判別する際にも用いられます。
アジだけにゼイゴがある理由
- 硬骨魚類の中で、ゼイゴを持つのはアジの仲間だけです。
- ゼイゴの主な役割は、外敵から身を守ることだと考えられています。
- アジは比較的小型の魚で、大型の魚に捕食される危険性があります。そのため、ゼイゴという武器を持つことで、生存率を高めてきたと考えられます。
ゼイゴが硬い理由
- ゼイゴは、通常の鱗よりもカルシウムなどのミネラル成分を多く含んでおり、硬く尖った構造になっています。
- この硬さによって、外敵に襲われた際に、体を守る鎧のような役割を果たします。
- また、硬いゼイゴは、外敵がアジを飲み込みにくくする効果もあると考えられています。
ゼイゴのその他の役割
- 防御機能の他にも、ゼイゴは遊泳時の抵抗を減らす役割や、感覚器官としての役割も果たしているという説もあります。
つまり、アジのゼイゴは、アジが生き抜くための進化の過程で獲得した、重要な武器であると
言えるでしょう。


