イワシと一口に言っても、日本近海には 「マイワシ」「カタクチイワシ」「ウルメイワシ」
の3種類が生息しています。
それぞれの違いを理解することで、釣り・食用・魚群の動向 など、より深い知識を得ることができます。
本記事では、3種のイワシの生態や特徴の違いを徹底解説 します!
1. マイワシ(真鰯)
【生態と特徴】
- 体長:最大約25cm(一般的には15~20cm)
- 見分け方:側面に 黒い斑点(星模様) が並ぶ
- 分布:日本全国の沿岸から沖合に広く分布
- 寿命:3~4年
- 主なエサ:動物プランクトン
- 群れの大きさ:非常に大きな群れを形成
【釣りでのポイント】
- アジやサバと一緒に回遊する ことが多い
- サビキ釣りや小型のウキ釣りで狙うのが効果的
- 回遊パターンを把握 すれば、大量に釣れる可能性が高い
【食用としての特徴】
- 脂が乗りやすく、 刺身・塩焼き・煮付け・フライ など万能
- DHA・EPAが豊富 で健康効果が高い
- 旬は 冬~春 (寒い時期ほど脂が乗る)
2. カタクチイワシ(片口鰯)
【生態と特徴】
- 体長:最大約15cm(一般的には7~12cm)
- 見分け方:口が大きく、 下顎よりも上顎が長い
- 分布:日本全国の沿岸域に分布
- 寿命:1~2年(短命)
- 主なエサ:植物プランクトン(フィトプランクトン)
- 群れの大きさ:小規模な群れ~中規模の群れ
【釣りでのポイント】
- 夜行性 で、夕方~夜間に活発になる
- ルアーやエサ釣りで 小型青物のベイトとしても狙える
- サビキ釣りでは、 アミエビを撒くと効果的
【食用としての特徴】
- 生食には向かず、 煮干し・しらす・オイルサーディン に加工されることが多い
- カルシウムが豊富 で骨ごと食べられるのが特徴
- 旬は 春~夏
3. ウルメイワシ(潤目鰯)
【生態と特徴】
- 体長:最大約30cm(一般的には15~25cm)
- 見分け方:目が大きく、潤んで見える のが特徴
- 分布:太平洋沿岸を中心に分布(九州~本州中部)
- 寿命:2~3年
- 主なエサ:動物プランクトン
- 群れの大きさ:小~中規模の群れ
【釣りでのポイント】
- 回遊が不規則 で、他のイワシより狙いにくい
- 岸近くに寄る時期はサビキ釣りで釣れる
- 夜釣りでは集魚灯を使うと効果的
【食用としての特徴】
- 干物(ウルメ干し) にすると旨味が凝縮
- 刺身や塩焼き にすると、上品な脂の甘みが楽しめる
- 旬は 秋~冬
【3種類のイワシの違いを比較表でチェック!】
| イワシの種類 | 体長 | 見分け方 | 主なエサ | 群れの大きさ | 寿命 | 旬 | 食用の特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マイワシ | 15~25cm | 側面に黒い斑点 | 動物プランクトン | 非常に大きな群れ | 3~4年 | 冬~春 | 刺身・塩焼き・煮付け・フライ |
| カタクチイワシ | 7~15cm | 上顎が長い | 植物プランクトン | 小~中規模 | 1~2年 | 春~夏 | 煮干し・しらす・オイルサーディン |
| ウルメイワシ | 15~30cm | 目が大きい | 動物プランクトン | 小~中規模 | 2~3年 | 秋~冬 | 干物・刺身・塩焼き |
まとめ
✅ マイワシは「脂の乗った万能イワシ」 → 刺身や塩焼きに最適
✅ カタクチイワシは「加工向きのイワシ」 → 煮干しやしらすで活用
✅ ウルメイワシは「旨味が強い高級イワシ」 → 干物や刺身で美味
それぞれの 生態や特徴を理解して、釣りや食事に役立てましょう!


