ソウダ節(鰹節)にするなら、マルソウダの方が適している理由
ソウダガツオ(ヒラソウダ)とマルソウダのうち、鰹節(ソウダ節)にするのは主にマルソウダです。
これは、以下の理由によります。
1. マルソウダは旨味成分(イノシン酸)が豊富
- マルソウダは旨味成分「イノシン酸」が多く、濃厚な風味がある。
- そのため、ソウダ節に加工するとコクのある出汁がとれる。
- 削り節(花かつお)としても、香りと味が強く、出汁向き。
2. ヒラソウダより身が柔らかく、乾燥に向く
- マルソウダは身の水分が多く、生食だと劣化しやすい。
- しかし、燻製・乾燥することで余分な水分が抜け、旨味が凝縮される。
- ヒラソウダは比較的身が締まっており、鰹節にするよりも刺身や焼き物向き。
3. 加工することでヒスタミン問題を回避できる
- マルソウダは生食だとヒスタミン中毒のリスクが高い。
- しかし、ソウダ節に加工することでヒスタミンの影響を受けにくくなる。
- 乾燥・発酵工程を経ることで、安全に食べられるようになる。
4. 鰹節(本枯節)より安価で大量生産向き
- マルソウダはカツオよりも市場価格が安く、ソウダ節として大量生産しやすい。
- 本枯節(カツオの鰹節)よりも手軽で、業務用の削り節や家庭用出汁に適している。
結論:ソウダ節はマルソウダの方が適している理由
✅ 旨味(イノシン酸)が豊富で、出汁に最適
✅ 水分が多く、乾燥加工すると旨味が凝縮
✅ ヒスタミンリスクを回避し、安全に利用できる
✅ 安価で大量生産しやすく、業務用や家庭用の出汁向き
そのため、ソウダ節の原料にはマルソウダがよく使われるというわけです。


