ウイルス患者がマスクをせずに咳をした場合、飛沫やエアロゾルによってウイルスがどのように
拡散し、どれくらいの時間・距離を移動するのかは、次のようなポイントに依存します。
咳による飛沫の飛距離
- 飛沫の飛距離
- 風が強い環境や人の動きが多い室内では、この距離が延びる可能性があります。
- エアロゾル(微細飛沫)の飛距離
- 飛沫が蒸発して微小な粒子(エアロゾル)になると、空気中に長時間浮遊し、数メートルから十数メートル以上 移動する可能性があります。
飛沫は地面に落ちるか、浮くか
- 大きな飛沫
- 大きな飛沫は重力の影響を受け、咳をしてから数秒で地面や物体の表面に落下します。
- エアロゾル(微細飛沫)
- 微細なエアロゾルは空気の流れに乗って浮遊し続けるため、特に換気の悪い室内では長時間浮いている可能性があります。
- 換気の良い環境では空気の流れによって外部に排出されることもあります。
ウイルスの寿命(環境表面での生存時間)
- 空気中
- 一部のウイルス(例: 新型コロナウイルス)は、エアロゾルとして空気中で 数分から数時間 浮遊することが確認されています。例えば、SARS-CoV-2は空気中で最大3時間 活性を維持する場合があります。
- 物体の表面
- ウイルスは、触れた表面の材質によって生存時間が異なります。
- プラスチックやステンレス:数時間~72時間。
- 紙や段ボール:数時間~24時間。
- 布や皮膚:数時間~数日。
- ウイルスは、触れた表面の材質によって生存時間が異なります。
- 気温と湿度の影響
- 高温多湿の環境ではウイルスの生存時間が短くなる傾向があります。
- 一方、低温・低湿度では長時間活性を保つ場合があります。
まとめ
- 飛距離:
- 飛沫は1~2メートル程度飛び、エアロゾルは数メートル~十数メートル浮遊する可能性があります。
- 落ちるか浮くか:
- 大きな飛沫は地面や物体に落下しますが、エアロゾルは空気中を浮遊します。
- ウイルスの寿命:
- 空気中で数分~数時間、物体の表面では材質によって数時間~数日生存します。
これらの特性を踏まえ、マスクの着用や十分な換気が感染拡大防止に極めて重要です。

