イズスミとグレ(メジナ)は、磯釣りの対象魚としてよく知られていますが、見た目が似ているため、初心者の方は見分けがつきにくいかもしれません。ここでは、フカセ釣り初心者向けに、イズスミとグレの違いを一覧表にして詳しく解説します。
| 項目 | イズスミ | グレ(メジナ) |
|---|---|---|
| 分類 | スズキ目イスズミ科 | スズキ目メジナ科 |
| 体色 | 銀白色で背は青っぽく、黄褐色の縦線がある | 青黒色で、体側に不明瞭な横縞がある |
| 歯 | 鋭い単尖頭 | 3尖頭 |
| 口 | 小さく、硬い | 普通 |
| 食性 | 藻類、動物プランクトン、甲殻類、小魚など | 藻類、動物プランクトン、小型甲殻類など |
| 習性 | 釣り上げると糞を漏らす | 特になし |
| 引き | 強烈な引きで、尾長グレに匹敵する | グレの種類によって異なるが、イズスミほどではない |
| 釣りやすさ | グレに比べると釣りにくい | イズスミに比べると釣りやすい |
| 食味 | 独特の磯臭さがあり、好みが分かれる | 種類や鮮度によって異なるが、一般的に美味 |
| その他 | 地域によっては「キツ」、「沖グレ」、「ババタレ」などと呼ばれる | オナガグレ、クチブトグレなど種類がある |
さらに詳しく解説
- 外見
イズスミは体側に黄褐色の縦線があるのが特徴です。また、釣り上げると糞を漏らすことから「ババタレ」という別名もあります。一方、グレは青黒色で、体側に不明瞭な横縞があります。
- 歯
イズスミの歯は鋭い単尖頭であるのに対し、グレの歯は3尖頭です。この違いは、ハリを飲まれた際にハリスを切られやすいかどうかに影響します。イズスミは歯が鋭いため、ハリス切れに注意が必要です。
- 食性
イズスミは雑食性で、様々なものを食べます。一方、グレは藻類を主食とする傾向があります。この違いは、使用する撒き餌や付け餌を選ぶ際に考慮する必要があります。
- 引き
イズスミは強烈な引きで、尾長グレに匹敵すると言われています。一方、グレの引きは種類によって異なりますが、イズスミほどではありません。
- 食味
イズスミは独特の磯臭さがあり、好みが分かれます。一方、グレは種類や鮮度によって異なりますが、一般的に美味しいとされています。
フカセ釣りでの注意点
- イズスミはグレに比べて口が小さく、硬いため、針掛かりしにくい場合があります。そのため、針の選択や撒き餌の配合などを工夫する必要があります。
- イズスミはハリス切れを起こしやすいので、太めのハリスを使用するか、こまめにハリスをチェックするようにしましょう。
- イズスミは独特の臭みがあるため、気になる場合は下処理を丁寧に行うことをおすすめします。
この一覧表と解説を参考に、イズスミとグレの違いをしっかりと理解し、フカセ釣りをお楽しみください。

