グレ釣り師がチヌ釣りを格下に見るという見方は、一部の釣り人の間で見られる傾向のようですが、
必ずしも全ての人に当てはまるわけではありません。
このような見方が生まれる背景には、いくつかの要因が考えられます。
1. 釣りの難易度と技術
- グレ釣りの繊細さ: グレ(メジナ)は警戒心が強く、繊細なアタリを取る技術や、撒き餌と仕掛けの同調など、高度な技術が求められる傾向があります。そのため、グレ釣りをより技術的に高度な釣りとして捉える人がいます。
- チヌ釣りの多様性: 一方、チヌ(クロダイ)は様々な釣り方で狙うことができ、比較的初心者でも釣りやすい魚とされています。フカセ釣りだけでなく、落とし込み、ヘチ釣り、ぶっ込み釣りなど、多様なアプローチが存在します。この多様性が、逆に「手軽な釣り」というイメージに繋がっている可能性があります。
2. ターゲットの価値観
- グレの引きの強さ: グレはチヌに比べて引きが強いと言われており、その力強い引きを好む釣り人がいます。
- チヌの食味: チヌは食味が良く、特に大型のチヌは美味な魚として評価されています。そのため、食べることを目的としてチヌ釣りを楽しむ人も多くいます。
3. 釣りのスタイルと環境
- 磯釣りのイメージ: グレ釣りは磯で行うことが多く、磯という環境自体が「本格的な釣り」というイメージを持たれやすいです。
- 堤防釣りのイメージ: チヌは堤防など比較的足場の良い場所でも釣れるため、「手軽な釣り」というイメージに繋がりやすいです。
4. 釣り人の主観
- 個人の経験と好み: 釣りは個人の趣味であり、どのような釣りを好むかは人それぞれです。自分の得意な釣りや、より難易度の高いと感じる釣りを上位に見る傾向があるかもしれません。
- 先入観と偏見: 一部の釣り人の間には、特定の釣り方に対する先入観や偏見が存在する場合があります。
重要なこと
- 釣りに優劣はない: どのような釣り方にもそれぞれの面白さや奥深さがあり、優劣をつけるものではありません。
- 互いを尊重する: 釣り人同士、互いの釣りを尊重し、楽しく釣りを行うことが大切です。
要するに、グレ釣りの方が技術的に難しいとか、チヌ釣りの方が簡単だとかいうことではなく、
それぞれの釣りのスタイルやターゲットとするものが違うということです。
どのような釣り方を選ぶかは、個人の自由であり、それぞれの楽しみ方があって良いのです。
また、検索結果[1]で言及されているように、カゴ釣りをフカセ釣り師が格下に見る傾向があると
いう話も、今回の質問と類似した構図と言えるでしょう。
遠くのターゲットを狙える、手軽に入門できるといったカゴ釣りの特長が、逆にフカセ釣り師から
見ると「手軽すぎる」という印象に繋がっているのかもしれません。
釣りは楽しむことが一番です。
それぞれの釣りの良さを認め合い、互いを尊重する気持ちを持つことが大切です。


