尾ヒレが白いグレ(メジナ)は、一時的な状態や個体の健康、環境要因による変化が原因である可能性があります。この現象にはいくつかの原因が考えられます。
1. ストレスによる変色
グレを釣り上げた直後や捕獲後、水槽などに入れるとストレスで体色やヒレの色が変化することがあります。特に以下の場合に一時的に白っぽくなることが知られています:
- 捕獲後のストレス
- 急激な水温変化
- 怖がったり、環境に適応しようとしたとき
ストレスが緩和されると、時間とともに元の色に戻ることが多いです。
2. 産卵期や繁殖行動
産卵期にはグレの体色やヒレの色が変化することがあります。特に、オスは繁殖行動に伴って体色が濃くなったり薄くなったりすることがあり、ヒレに変化が見られる場合もあります。ただし、この場合は尾ヒレ全体が白くなるより、部分的な変化が一般的です。
3. 水質や環境の影響
グレが生息する環境の水質や光の影響によって、体色が変化する場合もあります。以下の要因が尾ヒレの色に影響を与える可能性があります:
- 光の反射や屈折による見た目の違い
- 栄養状態や水質(特に水中の酸素や塩分濃度)
- 海域による地元特有の個体差
4. 健康状態や寄生虫の影響
尾ヒレが白くなるのが一時的でなく、部分的な損傷や斑点を伴う場合、以下の可能性も考えられます:
- ヒレが損傷した後、再生途中で白っぽく見える。
- ヒレに寄生虫が付着し、その部分が変色している。
この場合、他のヒレや体表にも同様の症状がないか確認することが重要です。
対策・観察ポイント
- 自然に戻るのを待つ
捕獲後やストレスを与えた場合は、しばらく観察してみて、色が元に戻るか確認します。 - 健康状態の確認
寄生虫や病気の兆候がないかチェックします。尾ヒレ以外に異常がなければ健康上の問題は少ないと考えられます。 - 環境要因を調べる
周囲の水質や水温をチェックし、特異な要因がないかを確認します。
結論
尾ヒレが白いグレは、一時的なストレスや環境要因で発生する可能性が高いですが、健康状態や環境に問題がないか確認することも大切です。一時的であれば特に心配いりませんが、症状が続く場合は病気や寄生虫の影響を考慮するとよいでしょう。


