サビキ釣りやアジングで釣れるアジの中に、少し青みがかった細長い個体が混ざることはありませんか。
それは「マルアジ(青アジ)」かもしれません。
最も確実で簡単な見分け方は、尾びれの付け根にある**「小離鰭(しょうりき)」**の有無を確認することです。
マルアジにある「小さなヒレ」の正体
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マルアジ:小さなヒレ(小離鰭)がある 尾びれの付け根(上下)をよく見てください。 メインの尾びれとは別に、独立したごく小さなヒレがポツンと付いていれば、それはマルアジです。 この小さなヒレは、高速で泳ぐ際の水の抵抗を抑え、直進安定性を高める役割を果たしています。
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マアジ:小さなヒレ(小離鰭)がない マアジの尾びれの付け根には、そのような独立したヒレはありません。 ゼイゴ(側線)がそのまま尾びれに向かってスッと終わっているだけです。
なぜこんな違いがあるのか
これは、それぞれの魚が好む「環境」と「泳ぎ方」の違いからきています。
マルアジは外洋を群れで高速回遊する性質が強く、長距離を効率よく泳ぐためにこの「小離鰭」を発達させました。
一方のマアジは、岩礁帯などに居着くことも多く、スピードよりも小回りのきく体つきを選んだというわけです。
次にアジを釣り上げたら、ぜひ指先で尾びれの付け根をなぞってみてください。
小さな突起を感じたら、それは大海原を旅してきたマルアジの証ですよ。

