魚の“警戒心”はどれくらい強いのか?

魚の“警戒心”はどれくらい強いのか?釣り人が知っておきたい魚の警戒システム

最初に。

釣りをしていると、こんな経験はないでしょうか。

エサもある。
魚影も見える。
それなのに、まったく食わない。

この原因の多くは、魚の警戒心です。

魚は単純な生き物と思われがちですが、実は非常に優れた危険察知能力を持っています。
釣り人が思っている以上に、魚は周囲の変化を敏感に感じ取っています。

魚は「五感」で危険を察知する

魚は主に次の感覚で危険を察知しています。

視覚。
側線。
嗅覚。
振動感知。

この4つです。

人間より優れている部分も多く、特に水中では非常に強力な能力になります。

視覚

多くの魚は非常に目が良く、特に昼行性の魚はよく見えています。

チヌ。
グレ。
アオリイカ。

これらは警戒心が強い魚として知られています。

人影。
ライン。
不自然なエサ。

これらを見抜く能力を持っています。

側線

魚の体の横にある「側線」は、水の振動を感じ取るセンサーです。

水のわずかな揺れ。
泳ぐ生き物。
逃げる小魚。

こうした情報を敏感に察知します。

つまり魚は、釣り人の足音やルアーの動きも感じ取っている可能性があります。

嗅覚

魚は匂いにも非常に敏感です。

血液。
エサ。
死んだ魚。

こうした匂いを遠くから察知することができます。

サメなどは特に強く、数百メートル先の匂いを感じるとも言われています。

魚の警戒心はどれくらい強いのか

実際の海では、魚は常に捕食者に狙われています。

大型魚。
鳥。
人間。

危険が多い世界です。

そのため、少しでも違和感があると逃げる習性が強くなっています。

釣り人の世界でよく言われる言葉があります。

「魚は違和感で逃げる」

これがまさに魚の警戒心です。

釣り人がよくやる失敗

魚が食わない原因は、次のようなものがあります。

太すぎるライン。
重すぎるオモリ。
不自然なエサ。
影が水面に映る。
足音。

釣り場で静かにすることが大事なのは、このためです。

実は警戒心より「競争」が強い

ただし、面白いことに魚は警戒心よりも競争本能が勝つことがあります

例えば。

アジ。
イワシ。
サバ。

こうした群れ魚は、周囲の魚にエサを取られないように急いで食います。

このため、サビキ釣りでは簡単に釣れることがあります。

つまり魚は

警戒する魚。
競争する魚。

この2つのタイプが存在します。

まとめ

魚の警戒心は非常に強いものです。

視覚。
振動。
匂い。

こうした情報を使い、常に危険を察知しています。

しかし同時に、魚はエサを奪い合う競争もしています。

この心理を理解すると、釣果は大きく変わります。

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