カマスは細長い見た目からも分かる通り、完全に“食う魚”です。
特にヤマトカマスやアカカマスは魚食性が強く、基本は小魚中心。
FishBaseでも、日本近海のカマス類は「主に魚を食べる」と整理されており、ヤマトカマスでは小エビや頭足類を少量食べる例も示されています。
韓国沿岸のヤマトカマスの胃内容物研究でも、主食はカタクチイワシなどの小型魚でした。
カマスの日常食ベスト5
1位 カタクチイワシ
いちばん軸になりやすいベイトです。
群れが大きく、細長く、泳層もカマスと合いやすい。
実際にヤマトカマスの胃内容物研究でも、アンチョビー類が主要餌料として挙がっています。
釣り場でも、イワシが入るとカマスが急に濃くなるのはこのためです。
2位 イワシ類の稚魚
マイワシやウルメイワシの小さい群れも日常食の定番です。
小型で数が多く、表層から中層にまとまりやすいため、回遊してきたカマスが効率よく追えます。
沿岸のシラス混獲資料でも、カマス稚魚やアジ属など小型魚が同じ海域に多く現れています。
3位 アジ類の稚魚
港内や常夜灯周りでは、豆アジサイズがかなり重要です。
アジは数が多く、岸壁沿いに溜まりやすいので、居着き気味のカマスにとっては非常に食べやすい相手です。
他種のカマス研究でもホースマッカレル類の出現が確認されています。
4位 キビナゴやトウゴロウ系の細身小魚
透明感があって細長い小魚は、カマスの口と追尾スタイルに合います。
特に澄み潮や夜の常夜灯周りでは、こうした細身ベイトが強い場面が多いです。
カマスが“細長いルアー”に強く反応しやすいのも、この普段の食性とつながっています。
この順位は、魚食性中心という公的データに、現場ベイト傾向を重ねた釣り人目線の整理です。
5位 小エビ・小イカ
主食は小魚ですが、毎日ずっと魚だけとは限りません。
FishBaseではヤマトカマスで小量のエビ類・頭足類も確認されています。
ベイトが薄い時やサイズが小さい時期は、こうした柔らかい餌も使っていると考えられます。
まとめ
カマスの日常食は、基本的には小魚です。
特に
カタクチイワシ。
イワシ類稚魚。
アジ類稚魚。
キビナゴ系。
小エビ・小イカ。
このあたりを意識すると、ルアー選びもかなり絞れます。
つまりカマス狙いでは、
細長い。
小さめ。
群れ感が出せる。
この3つが強いです。
ベイトを見れば、その日の当たりルアーも見えてきます。

