マルアジが「まずい」と言われる主な理由 【サビキ釣り入門】

  1. 血合いが大きく、クセ・生臭さを感じやすい
    マルアジは血合い部分がマアジより目立ち、鉄っぽい風味や酸味が強い傾向があります。
    → 生で食べると「野性味が強い」「生臭い」「クセがすごい」と感じる人が多く、特にマアジの上品な味わいに慣れていると落差が大きく出ます。
  2. 身の水分量が多く、鮮度落ちが異常に早い
    マルアジは体に水分を多く含むため、釣ってから数時間〜1日で血合いが変色し、臭みが出やすいです。
    → 市場やスーパーでは大漁で雑に扱われがち → 鮮度が落ちた状態で売られる → 「臭い」「パサパサ」評価に繋がる最大の原因です。
  3. 旬を外すと本当にパサついて味が落ちる
    マルアジの旬は秋〜冬(脂が乗る時期)。
    春〜夏に獲れる個体は産卵期で脂が落ち、味も薄くなります。
    → マアジが年間を通して比較的安定しているのに対し、旬外れのマルアジは「水っぽい」「味がない」と言われやすい。
  4. 塩焼き・フライにすると失敗しやすい
    • 水分が多い → 焼くと水分が一気に抜けてパサパサに
    • 揚げると内部の水分が蒸気になって衣がベチャッとなる
      → 「塩焼きがパサパサ」「フライが重い」と不評が出やすい調理法で失敗例が目立ちます。
  5. マアジとの比較で常に下に見られがち
    釣り人・市場・飲食店で「マアジ=上物」「マルアジ=安物・外道扱い」という固定観念が強い。
    → 同じ値段でマアジが買えるならマルアジを選ばない → 評価がさらに下がる悪循環。

実際のところ「まずい」わけではない多くの実食レビューや釣りブログを見ると、

  • 鮮度が良い+旬の時期(秋冬)のマルアジ → マアジより脂が乗っていて「むしろ旨い」「濃厚で好き」という声もかなり多い
  • 煮付け・干物・缶詰向きの身質で、むしろその用途ではマアジより評価が高い場合もある
  • 薬味(生姜・ネギ・大根おろし)をしっかり効かせるとクセが消えて旨味が立つ

つまり「マルアジ=まずい」は誤解・先入観・流通の問題が9割を占めています。

和歌山・みなべ・白浜エリアだと秋冬のマルアジは結構脂が乗る個体も多いはずなので、釣りたてを血抜きしっかりしてすぐ締めてあげれば、かなり高評価になると思いますよ!
結論:マルアジは「下手な扱い方をすると本当にまずくなる魚」だけど、正しい旬・鮮度・調理法を知っていれば全然美味い魚です。

捨てるなんてもったいないですよ〜!

 

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