イゴの成長スピードは、実は研究データによってしっかりと解明されています。
海域やエサの環境によって多少のバラつきはありますが、おおよその目安は以下の通りです。
1年物のアイゴは、体長が約15〜17センチに成長します。
まだ可愛らしいサイズで、トゲの毒さえ気をつければ塩焼きなどで美味しく食べられます。
2年物になると、約20〜22センチにまで大きくなります。
引きも強くなり、釣り応えが出てくるのがこの頃です。
そして3年物ともなれば、約23〜25センチの中型サイズに達します。
4年以降は成長が緩やかになりますが、30センチを超える大型の「ジャンボバリ」になる個体もいます。
アイゴの寿命は一体何年?
意外に思われるかもしれませんが、アイゴは結構な長生きをする魚です。
オスとメスで寿命に違いがあるという研究結果もありますが、平均して7年から8年ほど生きます。
中には10年から13年も生き抜く、ご長寿なアイゴも確認されているんですよ。
厳しい自然界の海で10年以上も泳ぎ続けるなんて、なかなかの生命力ですよね。
防波堤で釣れる手のひらサイズのバリコは、まだまだ魚の人生のほんの始まりに過ぎないのです。
アイゴが大きくなると「磯臭く」なる理由
アイゴといえば、やはりあの独特の「磯臭さ」を思い浮かべる人が多いでしょう。
とくに大きく成長した個体ほど、その臭いがキツくなる傾向があります。
その理由は、アイゴの食生活と体の作りに隠されています。
アイゴは海藻を主食とする草食性の強い魚です。
成長して体が大きくなるにつれて、食べる海藻の量も一気に増えていきます。
海藻を消化するためにアイゴの腸は非常に長く作られているのですが、その長い腸の中で大量の海藻が発酵して強烈な臭いを発するのです。
また、大きくなるとお腹周りに脂肪がたっぷりと蓄えられます。
この脂肪分に海藻由来の臭い成分(ケトンなど)が溜まるため、大型のアイゴほど強烈な臭いを放つようになります。
臭いを防いで美味しく食べるコツ
そんな臭いの強い大型アイゴですが、下処理さえ間違えなければとても美味しい魚です。
最大のポイントは、釣れたらその場ですぐにエラと内臓を取り出すことです。
死んでから時間が経つと、長い腸の中に溜まった未消化の海藻の臭いが、あっという間に身や脂肪に移ってしまいます。
また、皮にも臭い成分が含まれているため、調理する際は皮を引いてしまうのがおすすめです。
現場でサッと血抜きをして内臓を出しておけば、お持ち帰り後も極上の白身を味わえますよ。
釣りの準備は釣太郎へ
アイゴの強烈な引きは、一度味わうと病みつきになります。
専用の仕掛けや、トゲを切るための魚ばさみなど、必要なアイテムはすべて釣太郎に揃っていますよ。

