【海釣り入門】二枚潮、三枚潮のご説明。

海釣りを始めたばかりの人が必ずぶつかる壁が、この「二枚潮」や「三枚潮」という厄介な現象です。

表面の海は穏やかに見えるのに、仕掛けを入れると糸がとんでもない方向へ流されて底が全く取れない、なんて経験は誰にでもあるはずです。

これは海の中で潮の流れる層が、ミルフィーユのように重なってバラバラに動いている状態を指します。

南紀の豊かな海でも、風の向きや急激な水温変化によってこの現象は頻繁に起こる日常茶飯事です。

二枚潮の正体と発生する原因

海面付近の上層と海底付近の下層で、潮が全く違う方向や速さで流れている状態を二枚潮と呼びます。

強い風が吹いて表面の海水だけが滑るように流されたり、雨水などの軽い真水が海面を覆ったりすると発生しやすくなります。

仕掛けが斜めに入っていくのに底の潮は止まっているため、エサだけが不自然に引っ張られて魚が極度に警戒してしまいます。

釣り人を絶望させる三枚潮の恐怖

二枚潮がさらに複雑化し、上層、中層、下層でそれぞれ潮の動きがバラバラになっている状態が三枚潮です。

道糸が海中でアルファベットの「S」や「Z」のように曲がりくねってしまうため、魚のアタリはおろか仕掛けがどこにあるのかすら分からなくなります。

ヤエン釣りでアオリイカを狙っている時にこれに遭遇すると、ラインが複雑に絡み合って本当に手回しが難しくなります。

複雑な潮を攻略するための実践的な対策

こんな厄介な潮にぶつかったら、まずはオモリを普段より重くして、仕掛けを海底へ真っ直ぐに落とす工夫が一番の近道です。

道糸を細くして水からの抵抗を限界まで減らすことも、複雑な潮を突き抜けて底を取るための有効な手段になります。

それでもどうにもならない時は、思い切って釣り場を大きく移動するか、潮の動きが変わるタイミングをのんびり待つのが自然を相手にする釣りの醍醐味です。

どんなに複雑な潮でも、しっかりと底を這わせて魚の口元へエサを届ければ必ず爆釣のチャンスは巡ってきます。

 現場で潮の読みに迷ったら、お店で私たちに最新の海況を気軽に尋ねてください。

苦労して釣り上げた魚は当店の海水氷で一気に冷やし込み、最高の鮮度を保ったままご自宅の食卓へ届けましょう。

 

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