釣り人の言う「潮がいい」「潮が悪い」って本当?

南紀の海で毎日釣り人たちの熱気と向き合っているからこそ分かる、リアルで血の通った「潮」のお話をしましょう。

釣り場でよく耳にする「今日は潮がいいぞ」とか「潮が悪いからアカンな」という言葉ですが、これはズバリ「釣果に直結する海の状況」を指しています。

そしてこれ、単なる釣り人の勘やジンクスではなく、しっかりとした科学的根拠に基づいた自然界の法則なのです。

潮の動きが魚のスイッチを入れる科学的理由

「潮がいい」状態というのは、海流が適度に動き、潮目(しおめ)と呼ばれる潮と潮のぶつかり合いができている時のことです。

潮が動くと海中の酸素濃度が上がり、魚たちの活性がぐんと高くなります。

さらに重要なのが、潮の動きに乗ってプランクトンが運ばれてくるという科学的な事実です。

このプランクトンを食べるために小魚が集まり、それを狙ってアオリイカや大型のフィッシュイーターたちが狂ったように集まってくるのです。

食物連鎖のスイッチがバチッと入る瞬間こそが、私たちが「潮がいい」と呼ぶゴールデンタイムなのですよ。

南紀の海で実感する「悪い潮」の正体

逆に「潮が悪い」というのは、潮がピタッと止まってしまって海が湖のように静まり返っている状態などを指します。

潮が動かないとプランクトンがとどまり、魚たちの捕食活動もパタリと止まってしまいます。

また、急激に冷たい潮が入り込んで水温が下がったり、濁りがひどすぎたりする時も「潮が悪い」と表現しますね。

透明度の高い南紀の海では、急な水温低下は魚の動きをピタッと止めてしまう一番の厄介者です。

こんな日はヤエン釣りでアオリイカを狙っていても、活きアジに全く見向きもしないという厳しい現実が待っています。

潮を読み解いて最高の釣果を手にするために

潮の良し悪しは、大潮や小潮といった潮回りだけでなく、風向きや海底の地形が複雑に絡み合って決まります。

だからこそ、自然を相手にする釣りは奥深く、私たちの心を熱くさせてくれるのですよね。

釣太郎では、毎日変わる潮の状況やリアルタイムの釣果情報を、皆さんと共有するためにしっかり準備しています。

潮が良くて見事に大爆釣した時は、魚の鮮度を極限まで保つ特製の海水氷で、最高の状態のまま持ち帰ってくださいね。

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