「B号の円錐ウキには、Bのガン玉を打てばちょうどいい。」
これは入門書や店頭POPでもよく見る説明です。
でも、結論から言います。
必ずしも“ピッタリ”ではありません。
なぜ「B=B」でズレるのか?
理由は3つあります。
① メーカーごとに浮力が微妙に違う
同じ「B号」でも、
実際の浮力はメーカーやモデルで差があります。
・自重が重い高感度モデル
・遠投用でボディが大きいモデル
・トップの太さが違うタイプ
こういった違いで、
“理論上B”でも、実際はやや沈みやすい・浮きやすい差が出ます。
② ナマリの「B」も完全統一ではない
ガン玉のBも、メーカー差があります。
ほんのわずかですが、
重量誤差があります。
ウキがギリギリ浮く設計の場合、
この誤差が釣果に直結します。
③ 潮・サシエ・仕掛け全体の重さ
ウキ単体ではなく、
仕掛け全体でバランスが決まります。
・ハリの重さ
・ハリスの太さ
・サシエの種類
・潮の抵抗
特にオキアミは意外と重いです。
潮を受けると、さらに沈下圧がかかります。
実釣での正解は?
基本はこう考えます。
Bウキなら
・ガン玉はBで“基準合わせ”
・そこからG5やG7で微調整
これが現場で一番ズレません。
沈め釣りなら話は別
最近主流の半遊動沈め釣りでは、
「Bウキ+B」ではなく
・Bウキ+B+G5追加
・もしくは2Bにして調整
というパターンも多いです。
潮になじませるため、
あえて“少しオーバー気味”にします。
初心者への答え
「B号=ナマリB」は
✔ 基準としては正しい
✔ でも“完成形”ではない
釣れる人は必ず微調整しています。
フカセ釣りは、
浮力を“合わせる釣り”です。
ここが合えば、
アタリは劇的に増えます。

