アジの群れに「真アジだけ・丸アジだけ・混在」がある理由【釣り人向け完全解説】

真アジ(マアジ)の群れの特徴

特徴

・体高があり平たい
・ゼイゴ(側線のトゲ)がはっきり
・脂が乗りやすく食味が良い
・港や湾内に居着くことが多い

群れの性質

真アジは居着き型の群れを作ります。

つまり
・同じサイズ
・同じ年齢
・同じ環境の個体

が集まりやすい。

だから

✔ 真アジだけ釣れる日が多い。

真アジだけになる原因

主な理由はこちら。

・港内や常夜灯周り(居着きエリア)
・プランクトンが多い場所
・水温が安定している
・潮の流れが弱い
・小魚が豊富

つまり
👉 エサ環境が安定した場所=真アジ単独群れ


丸アジ(マルアジ)の群れの特徴

特徴

・細長くスマート
・回遊スピードが速い
・沖を回遊することが多い
・脂は少なめで身がしっかり

群れの性質

丸アジは高速回遊型

・潮に乗って移動
・大群で移動
・同種だけで群れる傾向が強い

つまり

✔ 丸アジだけ大量に釣れる日がある。

丸アジだけになる原因

・潮通しが良い
・外洋に近い
・ベイト追跡中
・黒潮の影響が強い
・水温が高め

つまり
👉 回遊魚が通過中=丸アジ単独群れ

南紀・紀南では特に多い現象です。


真アジと丸アジが混ざる理由(釣り人的に一番重要)

ここが釣りの核心です。

混在する条件

・回遊群れが港に侵入
・水温変化の境目
・ベイトが集中
・潮目が近い
・群れの入れ替わりタイミング

つまり

👉 環境が「過渡期」の時に混ざる


よくある実例(南紀)

釣太郎周辺でも頻発します。

・夕方 → 真アジ中心
・夜 → 丸アジ混ざる
・翌朝 → 丸アジだけ

これは

居着き群れ+回遊群れが一時的に重なった状態。


なぜ同じアジなのに分かれて群れるのか(科学的理由)

① 泳ぐスピードが違う

魚は同じ速度で泳げる仲間で群れます。

・真アジ → ゆっくり
・丸アジ → 高速

スピードが違うと群れが分離します。


② 好む水温が違う

・真アジ → やや低めでもOK
・丸アジ → 高水温好き

水温境界で混在が起きます。


③ エサの種類が違う

・真アジ → プランクトン・小エビ
・丸アジ → 小魚追跡型

エサが違えば行動範囲も変わります。


④ 生活スタイルの違い

・真アジ → 居着き
・丸アジ → 回遊

これが最大要因。


釣り人にとっての実戦判断法

真アジばかり釣れるとき

・同サイズが揃う
・湾内
・小さめ多い
→ 居着き群れ

対策
・軽い仕掛け
・小針
・ゆっくり誘う


丸アジばかり釣れるとき

・サイズばらばら
・急に入れ食い
・強い引き
→ 回遊通過

対策
・仕掛け太め
・手返し重視
・時合短い


混在する時(最もチャンス)

・ベイト集中
・大物期待
・青物も近い可能性大

釣り人的には

👉 一番アツい状況


まとめ

アジの群れが分かれる理由は非常にシンプルです。

・真アジ → 居着き型
・丸アジ → 回遊型
・混在 → 環境変化のタイミング

つまり

「海の状態を教えてくれているサイン」。

アジの種類を見るだけで
潮・水温・回遊状況まで読めます。

釣果を伸ばす人ほど
「アジの種類」を見ています。

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