「釣りといえば、定年後の楽しみ」。
そんなイメージを持っているなら、今の南紀の海を見れば腰を抜かすかもしれません。
確かに、かつては平日・休日問わず、ベテランの先輩方が主役でした。
しかし、ここ数年、特にコロナ禍以降、その景色がガラリと変わっています。
釣太郎に来店されるお客様の層を見ても、その変化は明らかです。
今回は、南紀の釣り場における「年齢層のリアル」を、忖度なしで分析してみます。
1.絶対王者【50代〜70代】(構成比:約40%)
やはり、南紀の釣りを支えているのはこの世代です。
特に「フカセ釣り(グレ・チヌ)」や「ヤエン釣り」においては、圧倒的な厚みを誇ります。
彼らは、道具へのこだわりも、海を見る目も一流です。
長年の経験に裏打ちされた技術は、若者が一朝一夕で真似できるものではありません。
平日の磯を賑わせているのも、元気なこの世代です。
「生涯現役」を地で行く彼らのパワーには、私たち店員も毎日圧倒されています。
2.爆増する新勢力【20代〜30代】(構成比:約35%)
今、最も熱いのがこの層です。
以前なら「パチンコかゲーム」だった休日の過ごし方が、「海でルアー」に変わっています。
彼らの入り口は、間違いなく「エギング(イカ釣り)」と「ショアジギング(青物)」です。
YouTubeやInstagramで見た「カッコいい釣り」に憧れ、スタイリッシュなウェアで身を包んでやってきます。
そして面白いのが、この層が徐々に「エサ釣り」や「磯釣り」にスライドしてきていること。
「ルアーで釣れないから、オキアミを使ってみたら爆釣した」。
そんな原体験をして、どっぷりと釣りの深みにハマっていく若者が後を絶ちません。
3.週末の主役【ファミリー層・30代〜40代】(構成比:約25%)
お子様連れで、サビキ釣りやちょい投げを楽しむ層です。
南紀は水がきれいで、足場の良い堤防も多いため、家族連れのレジャーとしても選ばれています。
お父さんが昔取った杵柄で、子供に釣りを教える。
そんな微笑ましい光景が、各地の堤防で見られます。
結論:南紀は「全世代対応型」のフィールドへ
昔のように「頑固親父の世界」だけではなくなりました。
若いカップルがエギを投げ、隣でベテランがウキを流す。
そんな「共存」が当たり前になっています。
世代が違えば、狙う魚も釣り方も違う。
でも、「魚を釣りたい」という純粋な情熱だけは、10代も80代も全く同じです。
もし「若造が行っても大丈夫かな」とか「年寄りにはキツイかな」と迷っているなら、心配無用です。
海は誰にでも平等で、釣太郎は全世代の釣り人を歓迎します。

