南紀地方といえば、黒潮が当たる豊かな海。
私たち釣り人にとっては、まさに「アオリイカの聖地」です。
今はのんびりした田舎の風景が広がっていますが、もしもこの地域の人口が爆発的に増えたら、私たちの釣りはどう変わるのでしょうか。
AIの計算だけでなく、長年ここで海を見てきた私の「勘」も交えて、少し未来をシミュレーションしてみます。
激化する「場所取り合戦」
まず間違いなく起きるのはこれでしょう。
今でさえ、ハイシーズンの有名ポイントは混雑します。
人口が増えれば、地元のアングラーも増えるということ。
「仕事終わりにちょっと夕マズメ」という人が堤防に溢れかえります。
お気に入りの磯に入るために、前夜からの場所取りが当たり前になるかもしれません。
のんびり竿を出す、あの贅沢な時間は減ってしまう可能性があります。
アオリイカの「IQ」が上がる?
釣り人が増えれば、海中へのプレッシャーも跳ね上がります。
毎日のようにエギやアジが目の前を通れば、さすがのイカも学習します。
「これは偽物だ」「怪しい動きだ」と見切る個体が増えるでしょう。
今までのような簡単な釣り方では通用しなくなり、より高度なテクニックや、繊細な仕掛けが求められる時代が来るかもしれません。
それはそれで、攻略のしがいがあって面白いかもしれませんが。
「釣り禁止」の看板が増える恐怖
これが一番怖いシナリオです。
人が増えれば、悲しいことにゴミ問題や、駐車場のトラブルも比例して増えます。
近隣住民とのトラブルが起きれば、昨日まで釣れた場所が、明日には「立入禁止」になる。
そんな悲劇が加速する恐れがあります。
人口が増えること自体は地域の活性化ですが、マナーの悪い釣り人が増えることだけは、なんとしても避けなければなりません。
インフラが整うメリットも
悪いことばかりではありません。
人が増えれば道路が整備され、大阪や遠方からのアクセスがもっと良くなるかもしれません。
24時間営業の便利な店が増えたり、新しい釣り公園が整備されたりする可能性もあります。
快適に釣りができる環境が整うのは、大歓迎です。
今の「南紀」を大切に
こうして想像してみると、適度な田舎で、自然がいっぱいの「今の南紀」がどれほど恵まれているか、改めて感じます。
好きな時に海に行き、波の音を聞きながらアオリイカを待つ。
この環境を守れるのは、AIでも行政でもなく、今ここに通ってくれている私たち釣り人一人ひとりです。
未来の南紀も「アオリイカ王国」であり続けられるよう、今日もしっかりゴミを持ち帰り、海に感謝して竿を出しましょう。
週末の釣行前には、ぜひ釣太郎にお立ち寄りください。 最新の情報と、変わらぬ笑顔でお待ちしております。

