なぜ冷却が最重要なのか
- 魚は釣り上げた瞬間から自己消化(酵素)が始まる
- さらに細菌の繁殖スピードは温度に比例して加速
- つまり、常温で放置=味と食感がどんどん劣化
プロの漁師が「氷締め」「血抜き」「即冷却」を徹底するのは、
“美味しさを守るための科学的な理由”があるからです。
🐟それなのに、なぜ釣り人は冷却を軽視するのか
①「魚は新鮮なら美味しい」という誤解
多くの人が「釣りたて=最高」と思い込んでいます。 しかし実際は、釣りたてでも温度管理が悪ければ味は落ちる。 “新鮮さ”より“温度”が味を左右します。
②クーラーの使い方を知らない
- 氷が少ない
- 保冷剤だけで済ませる
- そもそもクーラーが小さすぎる
- 氷と魚を分けてしまう こうした“もったいない使い方”が非常に多いです。
③「面倒くさい」が勝つ
釣り場での血抜きや神経締め、氷の準備は手間がかかる。
しかし、その数分の手間が味を劇的に変えることを知らないままの人が多い。
④SNS映え・釣果優先で処理が後回し
写真撮影や移動に気を取られ、魚が常温で放置されるケースが多い。
夏場なら10分放置するだけで味は確実に落ちます。
⑤「釣り=レジャー」だから
プロ漁師は“商品としての魚”を扱うため温度管理は必須。 一方、レジャー釣りでは「なんとなく」で済ませてしまう人が多い。
🧊美味しく食べたいなら、最低限これだけは守る
✔ 氷は“魚の重量の30%以上”
✔ クーラーは事前に冷やしておく
✔ 釣れたらすぐ血抜き → 海水氷へ
✔ 直射日光にクーラーを置かない
✔ 氷が溶けたら海水を抜いて再度冷却
これだけで、味は別物になります。
🐟冷却を徹底すると「釣りの価値」が変わる
冷却を軽視する釣り人が多いからこそ、 しっかり冷やせる人は“圧倒的に美味しい魚”を持ち帰れる。
特に南紀のように魚種が豊富で、 高級魚・希少魚が釣れる地域では冷却の差が“味の差”に直結します。
あなたが釣った魚は、 本来もっと美味しいポテンシャルを持っている。
それを引き出せるかどうかは、釣り上げた“その瞬間の行動”で決まります。

