私たち人間が気温の変化で服装を変えるように、魚も水温の変化で行動を変えます。
ただ、魚は変温動物なので、人間以上に水温の変化に敏感です。
わずか1℃の変化が、魚にとっては人間が感じる5℃〜10℃ほどの体感温度差に相当するとも言われています。
ターゲット別:魚が活発になる「適水温」
魚にはそれぞれ、エサを活発に食べる「適水温」が存在します。
代表的なターゲットの目安を知っておきましょう。
| 魚種 | 適水温の目安 |
| アジ・イワシ | 15℃ 〜 22℃ |
| チヌ(クロダイ) | 13℃ 〜 25℃ |
| グレ(メジナ) | 12℃ 〜 20℃ |
| アオリイカ | 16℃ 〜 25℃ |
水温を見る時の3つの黄金ルール
1. 「絶対値」よりも「変化」を見る
「15℃だから釣れる」という単純な話ではありません。
前日まで13℃だったのが15℃に「上がった」のか、17℃から15℃に「下がった」のかが重要です。
急激な低下は魚の活性を著しく下げますが、安定して上昇傾向にある時はチャンスです。
2. 潮の動きと連動させる
水温は潮の流れによって運ばれてきます。
特に黒潮の影響を受ける和歌山エリアでは、暖かい潮が差し込むタイミングで一気に魚の食い気が立つことが多いです。
3. 表層と底層の違いを意識する
海面に近い「表層」の水温が温かくても、魚がいる「底」の方は冷たいままという二層状態(サーモクライン)が発生することがあります。
特に季節の変わり目は、深場を狙うか浅場を狙うかの判断基準になります。
釣行前に必ずチェックすべき情報
今の時代、スマホ一つで最新の水温データを確認できます。
「海上保安庁」や「各県の水産試験場」が公開しているリアルタイム水温グラフをチェックする習慣をつけましょう。
釣太郎でも、現地の生の状況を随時発信しています。
最後に:自然との対話を楽しもう
水温計を一つ持っておくだけでも、釣り場の状況把握能力は格段に上がります。
「なぜ今日は釣れたのか」「なぜ反応がなかったのか」を水温から分析するようになると、
釣りはもっと面白くなります。

