ここ数年、スーパーや鮮魚店でブリの値段を見て「あれ?高くなったな」と感じたことはありませんか。
以前はもっと手軽な魚だったはずなのに、気づけば高級魚のような扱いになっていることもあります。
実はこの価格高騰には、いくつかの切実な理由が絡み合っているのです。
今回は、なぜ今ブリの値段が上がっているのか、その背景にある事情を少し掘り下げてお話しします。
1. 養殖のエサ代が跳ね上がっている
私たちが普段口にするブリの多くは養殖ものです。
この養殖ブリを育てるために必要な「エサ(魚粉など)」の価格が、世界的な需要増や円安の影響で高騰しています。
養殖コストの半分以上はエサ代と言われているため、ここが上がるとダイレクトに魚の値段に響いてしまうのです。
人間と同じで、魚のご飯代も値上がりしているということですね。
2. 赤ちゃん(稚魚)が捕れない
養殖ブリは、海で泳いでいる「モジャコ」というブリの稚魚を捕まえて、それを大きく育てます。
しかし、近年はこのモジャコの不漁が続いています。
黒潮の蛇行や海水温の変化など、海の環境が変わってきていることが原因の一つとされています。
元となる種苗が少なければ、当然それを育てた成魚の価格も上がってしまいます。
3. 海外で日本産ブリが大人気
「日本の魚は美味しい」と世界中で評判になり、特に脂の乗ったブリは海外での需要が急増しています。
アメリカやアジア圏への輸出が増えたことで、国内に出回る量が減り、競争原理で価格が押し上げられています。
世界中で美味しいブリが食べられるのは嬉しいことですが、日本の食卓には少し痛手かもしれません。
4. 燃料費や資材の高騰
漁に出る船の燃料代、輸送費、氷代、発泡スチロールなどの資材費。
これらすべてが値上がりしています。
魚を捕ってからお店に並ぶまでのあらゆるコストが積み重なり、最終的な価格に反映されているのです。
このように、ブリの価格高騰には「エサ」「稚魚不足」「海外人気」「経費増」といった複合的な理由があります。
「高くてなかなか手が出ないな」と思ったら、ぜひご自身で釣りに行きましょう。
南紀の海では、自分で釣れば新鮮で美味しいブリが手に入ります。
釣ってよし、食べてよし。
最高のブリを求めて、ぜひ釣太郎へお越しください。
皆様の爆釣を応援しています。

