釣り人は魚を釣るためなら時間も労力も惜しみません。
・ポイント選び
・潮回り
・仕掛け
・エサ
・ルアー
ここには驚くほどの熱量を注ぎます。
しかし、釣った後になると一気に関心が薄れる人が多い。
この状態ではどれだけ良い魚を釣っても美味しいはずがありません。
「釣れた=成功」という勘違い
多くの釣り人にとって釣りのゴールは
魚が釣れた瞬間になっています。
ですが食べることを前提とするならこれは大きな勘違いです。
魚は釣れた瞬間から劣化が始まる食材。
釣れたあと何も考えずに扱えばその時点で価値は下がっていきます。
釣り人がやりがちな「味を落とす行動」
よくある光景です。
・とりあえずバケツに入れる
・写真を撮る
・仲間と話す
・しばらく放置
この数分間、魚は
・酸欠で暴れ
・体温が上がり
・身にストレスを溜め
確実に味を落としています。
釣り人本人は気づいていません。
なぜ釣った後を軽視してしまうのか
理由は単純です。
・釣る行為は楽しい
・成果が目に見える
・達成感がある
一方釣った後の処理は
・地味
・面倒
・差が分かりにくい
だから後回しにされがちです。
しかしこの「地味な作業」こそが味を決める本丸です。
魚の味は「帰り道」で決まる
極端に言えば魚の味は
釣り場ではなくクーラーボックスの中で決まります。
・どれだけ早く締めたか
・どれだけ早く冷やしたか
・どんな冷却をしたか
ここを雑にすると高級魚でもスーパー以下になります。
逆にここを丁寧にすれば並の魚でも驚くほど美味しくなります。
釣りが上手い人ほど「釣った後」が丁寧
経験上本当に釣りが上手い人ほど
・魚を放置しない
・無駄に暴れさせない
・扱いが静か
こうした共通点があります。
彼らは魚を「釣果」ではなく「食材」として見ています。
だから自然と美味しい魚を食べています。
釣った魚が美味しくならない本当の理由
「自分の釣った魚はあまり美味しくない」
そう感じる人は魚種や腕前を疑う前に扱い方を見直してください。
・締めるのが遅い
・冷却が甘い
・真水で冷やしている
このどれかに必ず当てはまります。
魚は正直です。
雑に扱えば味で返ってきます。
釣りは「釣った後」まで含めて完成
釣りは魚を掛けて終わりではありません。
・締める
・冷やす
・持ち帰る
ここまで含めて釣りです。
この意識を持つだけで釣りの質は一段上がります。
まとめ
釣り人は釣ることに強い関心を示す一方で釣った後を軽視しがちです。
しかしそれではせっかく釣った魚が美味しいはずがありません。
魚の味は運ではなく扱い方で決まる。
次の釣行からぜひ「釣った後」にも目を向けてみてください。
魚はちゃんと応えてくれます。

