エギングやヤエン釣りで仕留めた最高のアオリイカ。
その美味しさを100%引き出せるかどうかは、クーラーボックスの中身で決まります。
実は、普通の氷から「海水氷(潮氷)」に変えるだけで、甘みと食感は30%以上も向上するのです。
1. なぜ「30%」も美味しくなるのか?
数値以上の差を感じる理由は、アオリイカの細胞を守る「浸透圧」にあります。
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身が水っぽくならない: 真水の氷が溶けてイカに触れると、身が水分を吸ってしまい、旨味がボヤけてしまいます。
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甘みの凝縮: 海水氷なら細胞が壊れないため、アオリイカ特有の濃厚な甘みがそのまま残ります。
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驚きの食感: 浸透圧が変わらないことで、適度な弾力とねっとり感が両立した最高の歯ごたえを実現します。
2. 海水氷が持つ「圧倒的な冷却力」
氷の塊だけでは、イカの一部しか冷えません。
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瞬冷効果: キンキンに冷えた海水(液体)がイカを包み込むため、中心部まで一気に温度を下げられます。
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鮮度劣化をストップ: 釣り上げ直後の体温を素早く奪うことで、アミノ酸の分解を理想的なスピードにコントロールできます。
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美しい見た目: 鮮度が保たれるため、皮の色が鮮やかなまま持ち帰ることが可能です。
3. 正しい「海水氷」の作り方と保存手順
最高の鮮度を保つために、以下の手順を実践してください。
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「釣太郎」で氷を準備: 出発前に十分な量の氷を確保します。
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現地で海水を投入: 釣り場で海水を汲み、氷と混ぜて「潮氷」を作ります。
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イカを投入: 釣り上げたイカを直接海水氷に入れます(15分〜30分程度)。
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最後は袋へ: 芯まで冷えたら、ジップロック等に入れて氷に直接触れないようにして持ち帰るのがベストです。
4. 結論:釣り人のこだわりが味を決める
せっかくの高級魚アオリイカを、真水でふやかしてしまってはもったいありません。
海水氷という「ひと手間」を加えるだけで、その日の晩餐は間違いなくグレードアップします。
5. まとめ
「冷えれば何でも同じ」ではありません。
海水氷を活用して、アオリイカ本来のポテンシャルを30%以上引き出し、最高の一皿を楽しんでください。

