結論から言うと。
赤色ライトは「魚に見えにくく、人の夜目を壊しにくい」からです。
なぜ赤色ライトは魚に見えにくいのか。
魚の視覚は。
人間と違い、長波長の色(赤色)を感知しにくい構造をしています。
特に。
夜行性の魚や深場にいる魚ほど。
青〜緑系の光には敏感ですが。
赤色はほとんど「暗闇」として認識されます。
そのため。
白色ライトを照らすと警戒して散る魚も。
赤色ライトでは違和感を持ちにくいのです。
人間の目にとって赤色が有利な理由。
人の目には。
**暗闇に慣れる能力(暗順応)**があります。
白色ライトを一瞬でも使うと。
この暗順応がリセットされ。
数分〜十数分、夜目が効かなくなります。
一方で赤色ライトは。
暗順応をほとんど壊しません。
つまり。
ライトを消した瞬間でも。
・ウキの残光
・潮目
・水面の変化
が、すぐ見える状態を保てます。
夜釣りの「見えすぎない」が最大の武器。
夜釣りでは。
・魚は光に極端に敏感
・人は「見えすぎる=釣れない」状況を作りがち
白色ライトで。
海面を照らす
仕掛けを照らす
足元を照らす
これらはすべて。
魚に自分の存在を知らせる行為になります。
赤色ライトは。
必要最低限だけ見える。
余計な情報を海に与えない。
この「控えめさ」が。
夜釣りでは圧倒的に有利になります。
実際に赤色ライトが活躍する場面。
・アオリイカのヤエン釣り
・フカセ釣りのウキ確認
・カゴ釣りの仕掛け交換
・磯や堤防での足元確認
特に。
アオリイカやグレのような。
警戒心の強い魚ほど効果が分かりやすいです。
赤色ライトの注意点。
万能ではありません。
・血の色が分かりにくい
・針や糸が見えにくい
・細かい作業には不向き
そのため。
赤色+弱い白色の切替式
が、実用的です。
仕掛け作りだけ白。
普段は赤。
これが夜釣りの理想形です。

