南紀エリアでは、冬になっても「バリコ(アイゴ)」の釣果が止まりません。
引きが強く、食べても絶品なこの魚ですが、地元では古くから「酒粕」をエサにして釣るのが定番です。
「魚がお酒好きなの?」と思われるかもしれませんが、実は科学的な理由があるのです。
今回は、バリコが酒粕を好む理由と、当店(釣太郎みなべ店)おすすめの酒粕エサをご紹介します。
なぜアイゴは「酒粕」が大好物なのか?
結論から言うと、酒粕の匂いが、アイゴの主食である「海藻」の発酵臭に似ているからだと言われています。
アイゴは海藻を食べる草食性が強い魚です。
海の中で枯れた海藻が発酵・分解される時に出る匂いと、酒粕に含まれるアミノ酸や酵母の香りが
非常に似ているため、アイゴは本能的に「これは美味しい海藻だ!」と勘違いして寄ってくるのです。
人間にとっては良い香りのお酒の匂いでも、アイゴにとっては「熟成された最高のご馳走」の匂いなんですね。
1. 浜市「釣粕(つりかす)」※画像左
こちらは板状の練りエサです。
自分の好きな大きさにちぎって針につけられるため、魚のサイズや活性に合わせて調整できるのが最大のメリットです。
食い込みが良く、バラけ具合も絶妙で集魚効果も抜群です。
2. 浜市「勝太郎(かつたろう)」※画像右
こちらは最初から粒状(ネリ玉)に加工されているタイプです。
手が汚れにくく、手返し良く針に付けることができるため、時合い(魚が釣れ盛る時間)を逃しません。
「アイゴ=勝太郎」という名前の通り、これを持っていけば間違いありません。
冬のバリコは脂が乗って絶品!
「毒魚」や「磯臭い」と敬遠されがちなバリコですが、冬の時期(寒アイゴ)は全く別物です。
海藻が少なくなる時期は動物性のエサも食べるようになり、身に脂が乗って非常に美味しくなります。
特に酒粕で釣った個体は、内臓の臭みも少ない傾向にあります。
刺身はもちろん、一夜干しや煮付けは絶品ですので、釣れたらぜひ持ち帰って食べてみてください。
(※ヒレの毒には十分ご注意ください!)
まとめ
現在、南紀の堤防や磯では酒粕を使ったウキ釣りでバリコが楽しめます。
「なぜ食べるのか?」を知ると、釣りがもっと面白くなりますね。
釣太郎では、今回ご紹介した「釣粕」「勝太郎」をはじめ、実績のあるエサを豊富に取り揃えています。
釣行の際はぜひお立ち寄りください。

